今日は久々の休日だというのに、

一日中、布団の中でゴロゴロしてました。



そんな今日はこんな話を。


アトランタ五輪女子48kg級決勝の一コマ


当時、全競技の日本選手の中で金メダルに最も近いとされていた谷(旧姓田村)亮子選手。国内外の大会でも4年間負けなしの絶対女王。

準決勝では2番手とみられていたキューバの選手に完勝し、誰もが勝利を確信した。


迎えた決勝の相手は北朝鮮のケー・スンヒ。

国際大会の経験はなく、データは全くなく無名の16歳。ケーは、道着を逆の「左前」に着るなどあらゆる手を打ってきた。


結果は、まさかの判定負け


試合終了のブザーが鳴ると同時に、放心状態で畳に座り込んだ。


しかし、そこで諦めない谷選手は失意の底から再起し、次のシドニー五輪、アテネ五輪で連覇を成し遂げた。一つの負けが彼女を強く成長させ、さらに磨き上げた。

みんながみんな、谷選手のように才能があるわけではない。絶対と言われる選手だって、負けるときは負ける。

前々回のウサギとカメの話のように、才能がなくても、センスがなくても、不器用でも、どうにかして答えを導き出そうと努力することでいつか勝機が見えてくる。

ただ、時間は無限にあるわけでもなくて、答えを見つけ出す前に時間オーバーになることもある。しかし、その限られた時間の中で諦めず必死に努力することこそが、将来、自分の肥やしとなるのだ。




       
全中チャンピオンの教え子が高校2年生ながら、今年幻となったインターハイの優勝候補選手として挙げていただいた。


来年こそ優勝だ!頑張れ!