ここ数日、海外などで活躍されている先生方と連絡を取ることがあって、その中で
「何かいい家トレある?」
の質問があったので、皆さんにも参考で1つ紹介してみますね。

私が中学生を指導する上で、3番目に重視している(1番目じゃないんかい)のは、
「3本指の使い方」
です。

分かる人は分かると思いますが、小指、薬指、中指の役割は、相手の体にくっ付けておくと、動き出しを察知するアンテナ役にもなるし、相手の懐(ふところ)に入るときの初動で大事になります。
また、しばらく道着を握っていないと指のフィット感を取り戻すのに相当時間が掛かるので、このメニューは是非オススメします。
なお、費用はチューブ代のみ(自転車屋さんに行けばタダで貰えるかも!)ですよ♪ 




【準備するもの】
①チューブ(レベルに応じた強度を選択)
②タオル(レベルに応じてタオルの厚さを変える)又は廃棄する柔道着の切れ端などを使用
③気合い

<握り方> 
 釣り手と引き手は、小指、薬指、中指の順でしっかり握る。その際、肘や肩には力を入れずにリラックスしておく。イメージとしては、ジャンプする時に一番エネルギーを溜めた姿勢(やや中腰)から行うのがコツです。

<引き方> 
 腕力(前腕)だけで強引に引くのではなく、3本指を意識して、足のつま先から引き手の小指まで力を連動させることを意識してください。
 そして、引き出す時は、色々角度を変えながら「かいなを返し」(小指側を上げる)たり「ハの字」で押さえたりするのがポイントです。
 また、引き出した時に体の軸が不安定になっていないかを自分でチェックしてみましょう。