久々にしんどかった・・

 このくらいの熱ならまだ大丈夫だと強がっていると、どんどん熱が上がって体温計を見ると39.5度。さすがに一日お休みを頂きました。
 来週から気合いを入れて頑張ります。

 さて、あと1年に迫った「東京2020」

 今、世界で異変が起こっているそうです。
 今年2月のグランドスラム・パリで、当時世界ランク1位の阿部選手が、当時世界ランク20位の選手に合わせ技一本負け(初戦敗退)するという波乱がありました。そういった、これまで強豪国ではなかった国や地域の選手の目覚ましい急成長。その背景には、各国が試合映像の分析システムを取り入れたデータ戦略がその一因にあるそうです。

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 日本のお家芸「柔道」は、今や世界中の格闘技にも対応していく必要があり、対戦相手も変化する中、相手の研究なくして勝ち上がるのは至難の技だと言えます。ちなみに私も研究用として保護者さんから試合の映像を提供していただいて指導で活用しています。

 国際大会などの試合映像を見て
  「あれは柔道ではない」
  「これが柔道と言えるのか」
という否定的な議論がなされますが、私はそうは思いません。
 我々日本が世界のJUDOスタイルを目指す必要はありませんが、(一本を狙うために改正された)現ルールの中で世界と戦って勝つためには世界のJUDOを研究し、世界のJUDOを知ることが必要になります。ですので、良いところは認めるなど指導者も選手の目的に応じて柔軟に意識改革を進める必要があるのです。


 東京2020に向けてプレーヤーのみならず、それを支える「柔道イノベーション」(技術革新)は各国とも総力戦で加速しています。