「○先生、セコンドお願いします!」
これは忘れもしない、昨年の中国大会のときに、ある選手から掛けられた言葉である。
私自身、コーチは選手のためにセコンドに付くのが当然だと思っていたし、選手自身も試合でコーチがセコンドに付くのは当然だと思っているものだと認識していた。
しかし、彼の姿勢は違いました。
中国大会以降、その「先生、よろしくお願いします!」の一言で、彼と私の信頼関係が「ギュッと結束」したことを覚えています。

信じ合うということを彼から学びました。
やはり、2度の日本一を達成、なるべくしてなった選手だと思います。