この度、IJFが示した
 「寝技から立ち技への移行」
について少し触れてみましょう。

 技を施した際、相手が両膝をついていれば「寝姿勢」。片膝でも立っていれば「立姿勢」として継続されます。

 の見解がこれです。

【攻撃側】
 ここで直ちに攻撃しなければ「待て」が宣告されます。

【防御側】
 片膝をついている選手は、投げられるのを防ぐために脚を掴むことはできず、もし、そのような行為を行った場合は「指導」が与えられます。

 ん~、本当にこれでいいのでしょうか?
 相手が片膝を付いた状態からの投げ技が、果たして「一本」の醍醐味に値するのかという点で疑問が残ります。まあ、対応するしかありませんが、ルール改正も程々にしておかないと選手は大変です。