【2023年4月】抗がん剤の決断。反対していた母は… | 卵巣がん2回 Mの日記

卵巣がん2回 Mの日記

2011年と2023年に卵巣がんの手術
抗がん剤治療後の経過観察中です。

2023年4月26日

抗がん剤をするかどうかの返事をしに病院へ行く。

 

やっぱり99%やりたくないけど、同じだけ「やった方がいいに違いない」と思ったので、抗がん剤治療を受けることを決心しました。

やらなくていいと言っていた夫ともちゃんと話し合い、サポートを頼みました。

 

ばったり会った友人や知人何人かに「抗がん剤治療するかもしれなくて…」とぼやいていたのですが、ご家族が闘病されていた人もいて、皆「そっか、、でも、やった方が、ね」と言っていました。

やったほうが安心だよね、と。

突然重い話をしてしまい申し訳なかったのですが、経験者からのこの言葉にも少しづつ背中を押してもらっていました。

 

しかしこの話をしたら母は「家族より他人の言うことを聞くの?」と怒り始めまして。。

最後まで意見が割れていたのですが、病院に行く前日にふと「明日一緒に行く?」と聞いてみて、母も一緒に行くことになったんです。

先生に会ってみるかな?と思って。あまり深くは考えていなかったのですが。

 

そして当日。

診察室に入って一番に、母は先生に今までの手術の御礼を伝えてくれました。(先生は「はいどうも」みたいなドライな返答^^;)

 

先生「どうですか?」

私「夫や両親はやらなくていいんじゃないの?という感じなのですが、私と娘は、やりたいです」

 

すると先生はPCに『私と娘さんはやりたい』と打ち込んでいました。このシーンは印象的で、自分と娘の決意を誇りに思いました。

 

先生「元気になりたい、と」

私「はい」

先生「じゃあやりましょう」

 

と言うことで、抗がん剤治療が確定しました。

詳しく説明を受け、先生が入院と化学療法室の予約をし、入院手続きをして終わりです。

最後に先生は「ゴールデンウィークは楽しんでね」と言って下さいました。

 

TC療法、5月19日から3週間に1回を4クール

(手の痺れがひどければ3クール))

1回目は2泊3日の入院

2〜4回目は通院です。

 

 

さて抗がん剤治療に反対していた母ですが、先生の口から改めて病理検査の結果と抗がん剤治療の説明を聞いて、抗がん剤の意義がちゃんと理解できた。そして最後に先生が母の方を向いて「私が治しますから」と仰ったことで、急に先生を信頼することができ、娘をお願いしますという気持ちになったそうです。

「先生が私の目を見て『治しますから』と言ってくれて、それが心にズドンと来たわ!」「気持ちが伝わった」と言っていました。

先生に振り回されていると感じたこともあったけど、私ももう完全に先生を信頼して身を委ねていたので、母も理解してくれてよかったです。

こうして母も、精一杯サポートするから頑張ろうねということになりました。

 

 

入院まで3週間!