昨日 途中までやったエンジンの組み立て。
今日中に仕上げようと思って作業に取り掛かったのですが結局完成しませんでした。
まずはドリルで拡張したボルトの穴の切り粉を取り除きました。こういうことやってると毎回 エアコンプレッサー 欲しいな と思います。
その後4速ミッションを組んで クランクケースを閉めて シフトリンケージを取り付けて動かしたのですが なんかいまいち スムーズじゃないんですよね。
他のエンジンいじり系のブログを見ると
2本出ているシャフトの一番上のギヤの高さが揃ってるんですよ。
もともと 寄せ集め パーツを使用しているのでそのパーツが本当にその車種に合っているかどうか というのは 出品者さんの良心と知識に起因している。
だいぶ前に メルカリでスーパーカブ用として購入した4速ミッション だが本当にスーパーカブ用 なのだろうかという疑問が.....
そこで変なことを思いついてしまいまして
試しに 3速ミッションを組んでみよう。
すると一番上のギアが見事 にツライチ 状態
更に3速ミッションの方は動きも割とスムーズだった。
だったらもう3速ミッションでもいいんじゃないかなと急遽予定変更と言うかいつものように 妥協。
キック スピンドルが2本あったので 多分 片方は3速用に違いないと ピンドルを交換し
その他 3速用は セルなし仕様なので シフトシャフトの長さが違うので交換。
ボルト もいちいち 長さを見るのがめんどくさいので こんな感じで仮に保管。
12 ニュートンで締めるとまたネジ山が壊れてしまいそうだったので今日は11ニュートンで妥協。それでも結構 ビビりました。(笑)
このデジタルトルクレンチ アダプター もだんだん 使い慣れてきたせいか 便利だなと思うようになってきました。
あとは クラッチカバーをはめれば とりあえずエンジン 右側 は完成というところまで来て 想定外のトラブルに見舞われました。
なんと クラッチカバーがはまらないんです。
中華エンジンのクラッチカバーでさえ ホンダ と互換性があるのにボルト穴のピッチが違う クラッチカバーがこの世で存在しているはずがないんですよ。しかもそのクラッチカバーにはホンダのオイルを使え みたいなこと書いたシールが貼ってあるし..... 純正品です。
結構長い時間 悪戦苦闘してようやく 原因に気がつきました。
キック スピンドルシャフトが目視では気がつかない程度に傾いていたんです。
3速用だと思って交換して取り付けたキック スピンドルシャフトがどうも 4速用だったみたいです。
取り外してからギアの枚数を数えると どちらも 21枚と同じものでした。
クラッチカバーもキック スピンドルシャフトを外した状態だと あっさり パカッとはまりました。
こうなったら 今 リトルカブに搭載している いまいち 調子が悪い エンジンを下ろして、そのエンジンを修理することに全力を尽くした方がいいのかもしれない。
そうすれば 少なくとも 部品の互換性がどうのこうのと考える必要はないので完成する可能性はかなり高いのではないだろうか。