おはようございます。

昨日気まぐれでエンジンいじりしました。

 

とは言っても昨年 いじったのは 大陸製エンジン。

今回は ホンダ純正エンジン。

そこに大陸メーカーの純正強化クランクを組み込むというのがメインの作業です。

 

 

前者のエンジンは、クランクケースにバリが多く これでいつか 手を切りそう、なんて思いながら作業していましたが ホンダのクランクケースは手で触れてもそんな不安は全くありません。

 

ここまで 組み上がって ミッションの動きも まあでこれだったらいいんじゃね という感じだったので クランクケースを接合するボルトを適正トルクで締めることにしました。

 

今回もTONEデジタル式トルクレンチ アダプターを使用しました。

 

 

 

 

ボルトの締め上げ中に適正トルクに達していないのにパキッと嫌な音がしました。

自分の経験から これは間違いなく ネジ山が逝っちゃった音。。。。

 

これがインパクトを使ってガンガン締めていたならあー 自分の手抜きが招いた結果 と反省もできるのですが....(笑)

 

よくよく 冷静に考えてみると 経歴のわからない 中古パーツなので素人がいじって ネジ山がある程度 ダメージを受けていたという可能性もあったのかもしれません。

 

ともかく 今回の事案は想定外でした。

 

そういう場合 リコイルとかいう製品があってドリルでネジ山を拡張してそこタッピングしてこのスプリングをねじ込むことでネジ山を復活することができるのです。

なんでこんなものを持っているかと言うと何年か前に YB 125 sp を修理した時に購入したからです。

 

が問題は クランクケースを合わせたネジの部分がものすごく深いところにあるので もう一度クランクケースを開けなければいけないということです。実はそれを回避してもできるんじゃないかと無理を承知でやってみたのですが最悪の結果を招きました。

 

クランクケースを開けるということは シフト リンケージやキック スピンドルも 全部取り外ししなければいけません。

 

つまり 振り出しに戻ると言っても過言ではない状態です。

 

ほとんど 本人にしかわからないと思いますが 中にコイルが入っています。

今回 困ったのは ドリルの刃が全く切れないので穴の拡張 作業に苦労しました。

 

本当はあと2ミリぐらい 深く穴を深く拡張したかったのですが、妥協というか挫折しました。

 

今 エンジンはこんな感じです。

いつかまた 気が向いたら 組み立て作業に着手すると思います。

 

来年かな〜?(笑)