木村拓哉さんとのエピソードです。
2005年 第28回24時間テレビ車いすトライアスロンに完走した時のこと。
リタイアしてもおかしくない状態の中で完走が叶い、生中継からCM コマーシャルへと切り替わった直後のことです。
武道館にいる木村拓哉さんから、大貫さんはまだそこにいますか?と、中継スタッフさんに問いかけがあったそうです。
私は完走直後の汗だくの状態、次の中継に備えるために急いで着替えに向かってしまってました。
中継スタッフさんがその様にお伝えすると、木村拓哉さんは、大貫さんにこの言葉を必ず届けて欲しいと言ってくれたそうです。
スタッフの方が自分に向かって!
キムタクさんから中継回線でメッセージが届いています!!
「あなたは決して自分に負けてはいません!!」
驚きと共に目頭が熱くなり、胸が本気で熱くなったことを、今でも鮮明に覚えています。
一般の挑戦者にまでも情熱溢れるメッセージと思いを贈ってくださる木村拓哉さん。
SMAPが最後のパーソナリティーを務めてくれた2005年 第28回24時間テレビ
メンバーの中でも木村拓哉さんは、何度もスタッフさんに大貫さんは今どの辺りを走っていますか?体調はどうですか?など、誰よりも私のことを気にかけてくださっていたそうです。
放送後にスタッフさんから教えてもらい、感動でさらに目頭が熱くなりました。
車椅子トライアスロンでは、「自分を信じ、自分に負けない」入院中に自分と交わしたこの言葉を胸に、51.5キロの道のりを9時間6分かけて完走することが出来ました。
木村さんは、実況の鈴木健アナウンサーの言葉を覚えていてくれ、メッセージを贈ってくれたのです。
全く区別なく、ずっとまっすぐに向き合ってくれていました。
現在も大人気の向こう側には、人を想う気持ち、情熱、諦めない大切さ、等があるからこそ輝く存在だと深く思います。
講演では、今もこのエピソードと様々な言葉をお伝えしています。
木村拓哉さん、同じ空のしたからご活躍をずっと応援しています。
当時の映像など、下記に収めてありますので、宜しければご覧になってください。