11月3日、信号無視の車にはねられ、車いすの身体障害者人生が始まってから、25周年を迎えました。
なぜ周年と言う言葉なのか。
身体は不自由ですが、心は自由!
生き方は一変しましたが、人生を謳歌している気持ちがあるからです。
 

大空を眺め、いったい自分に何が出来、可能性はあるのだろうか。
苦しさの中から、自分の力で幸せを掴もうと心に誓ったあの日。
それ以来、ベッドで寝たきりだった自分が、自分の力で何でも出来る様に!
2005年には、24時間テレビで車いすトライアスロンを完走出来る自分にまでなりました。

人間の可能性は実に凄いもので、身体1/3しか動かなくてもたくさんのことが出来る。
ここまで来るには、皆様から、力と、勇気と、行動力を与えていただけたからこそです。
出会いは偶然ではなく、必然だと思っています。
何か意味があって人々は出会わせてもらえている。
同じ時間軸の中でこうして皆様とご縁をいただけましたことに、深く感謝をしております。
これからの人生、恩返しと、恩贈りを行い、
「自分を信じ、自分に負けない」 精一杯前進して生きます!

同じ空のしたで繋がる皆様が、様々な幸せが掴めます様に。

 



埼玉県所沢市のリハビリ病院で、いつも大空を眺め聴いていた曲。
松山千春 大空と大地の中で