6月7日 火曜日
2回目のレーサートレーニングが始まった。しかも今日はトラックに初めて出るので、最初はまっすぐ進
むのも難しいと言われていたので、今日の練習はドキドキする。
しかも、プロデューサーや日テレの方もいるのでなおさらドキドキ。。。
いざトラックヘ!!以外や以外!まっすぐ進んでいる!!おおおーーーー!!
コーチから、スジがいいとお褒めの言葉をいただきました!!そして、スタッフみんなでトラックを
走りながら私を応援してくれた!カーブを曲がるときがなかなか難しいけど、レーサーのスピード感
は凄い!日常使っている車椅子では味わえないスピードが出るから気持ちがいい!!
私はこのレーサーを教えてくれるコーチの人柄が大好きだ。ひとつひとつ、同じ目線で会話をしてくれ、
言葉の中に奥深いものを感じる。私は足が動かないのだが、レーサーから普段乗っている車椅子に
移る際もに、なかなか足が抜けずに少し強くひっぱったときに、足が動かないからと言って粗末に扱うな
よと言われた言葉がとても心に残った。それは、自分を粗末にするなと言っているようで、このように普
段の会話の中にも共感や感動を覚える言葉がたくさんあるコーチである。
今日のトレーニングは、こぎ方の練習から、トラックを1キロタイムを計って行うものでした。
1キロを思い切り走ったのですが、走りきったときには会話も体を起こすことも出来ない状態に。。。
体がどうにかなってしまったかのような状態でした。練習後、駅まで行ったのは良いのですが、あまりの
放心状態と空腹にとりあえずお寿司が食べたかったので回転寿司に入り、もう会話もほとんど出来ない
状態でなんとかお寿司を食べて(美味しかった)お店を出たのですが、自分で車椅子をこぐことさえ
出来ない状態になってしまい、甘いものを補給したくてお店に入りそこではもう何も出来なくなってしま
いました。それでもどうにか電車に乗って帰ったのですが、電車の揺れが骨に突き刺さるような痛みで
苦痛に耐えながら地元まで帰って来ました。自宅までのタクシーにすぐに乗ることも出来ないくらいの痛
みと放心状態。その日はやっとのおもいで自宅に帰ってきました。
たった1キロの距離とは言え、レーサーを乗った際の体の負担がいかに大きいものかを感じました。