東京国際キルトフェスティバルで、「布が教えてくれた事 ―黒羽志寿子の全仕事―」の展示を見ました。
黒羽先生
は、藍染めや絣を使ったキルトで有名な方です。
こちらは、人生最大のキルトだそうです。
今まで、黒羽先生をあまり注目して見たことがなかったのですが、この展示を見て、先生の経歴を知りました。
キルトを始めたのは、ご主人が米国メリーランド州ベゼスダ駐在の時だったそうです。1975年38歳の時で、2人のお子さんを連れての駐在生活だったそうです。
見よう見まねで作り出したキルトは、アメリカンパッチワーク。会場に飾ってあったのは、スーちゃんのキルトでした。始めから、今のような藍染めの作品を作られていたのでは、ないのですね。
私がパッチワークを始めたのも、ブラジルサンパウロに最初に駐在した時でした。アメリカと違い、キルトの環境があったわけではありませんが、何となく親近感を持ちました。
そうしたら、黒羽先生が会場にみえ、実演会を始められました。急な事で驚きましたが、しつけのかけ方の話をされ、運よくすぐ近くでお話を聞くことができました。
先生は、キルティングをする際に、フープを使わないのだそうです。そのため、しっかりとしつけをかけ、生地がずれないように段取りをするのだそうです。
こういうやり方もあるのかと、驚きと発見でした。
自分で作られた帯が素敵でした。
直筆のサインをいただけるということで、先生の新書を買いました。
- 黒羽志寿子のパッチワークおさらい帖 ピースワークからデザインまで 基本からレッスン/日本ヴォーグ社
- ¥1,680
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- また違った色あわせで、勉強になりました。
自分の好きなことを、年を取られても元気に続けられるというのは、幸せなことですよね。私もがんばろうと、思いました。
今日も読んでくださり、ありがとうございます。
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