子どもたちは、フットサルやスケートボードをしに出かけ、1人で過ごす週末です。
出かけるのはいいんですが、朝、急に言うのはやめてほしいですよね。せめて、前日には言ってほしいです。
さて、先日、ボランティアでブラジル人学校の歯磨き指導に、通訳として行ってきました。
直前に、指導案をいただいたので、事前に翻訳して、当日はそれを読み上げただけでした。事前準備がないと、歯周病や虫歯など、難しい言葉はわからないので、良かったです。
先週は私も忙しかったので、前日にしか準備できず、翻訳をポル語の先生に事前にチェックしてもらうことはできませんでした。が、一応、後で先生にチェックしてもらいました。
日本語をそのままポル語に翻訳しても、そんな言い方はしないとか、その単語はこの場合使わないなど、色々気づく点は多かったです。
日本に住む外国人が話す、ちょっと変な日本語と同じで、ちょっと変なポル語を話す日本人、と思われたでしょうね。
ここは自信がないな、という箇所は子どももわからなかったかもしれませんね。
1つ例をあげると、「よく噛むことを意識して食事をたのしみましょう」という文がありました。
噛むという単語がわからず、辞書でしらべたらmorderと出てきたんですが、morderは「噛みつく」という意味で、この場合は「咀嚼する」というmastigarが正解です。子どもたち、笑わなかったけど、変だと思ったのでは。
「よく噛むことを意識して」という部分も、どうやって訳すかよくわかりませんでした。そのまま直訳して、結局、私が翻訳したのは
Vamos nos divertir nas refeições tendo consciência de morder bem.
先生が直したのは、
Vamos nos divertir nas refeições pensando em mastigar. あるいは
Vamos nos divertir nas refeições mastigando.
まあ、私が言いたいことはわかったと思いますが、正しいポル語という意味では、まだまだですね。
しかし、通訳という仕事は、言葉を正しく訳してコミュニケーションの仲介をするという事ですが、そこに自分の意見や考えを入れてはいけないので、ちょっと寂しい気がしました。
通訳としてではなく、私が歯磨き指導をする方が楽しいじゃないですか。そんな感想を持ちました。通訳、私には向いていないのかなぁ。
今日も読んでくださり、ありがとうございます。
ブログランキングに参加しています。クリックしてくださると、嬉しいです。