12月31日、朝5時起きでガルーリョス空港へ。TAM航空でFoz do Iguaçu へ8時50分に到着。
サンパウロは雨でしたが、イグアスは晴れ。ラッキーでした。
空港で車を借り、ホテルへと向かいました。まだ朝でしたが、部屋に入れたので助かりました。ホテルは Centro にある3つ星ホテルFoz President Hotelです。良くも悪くもない普通のホテルです。
1泊2日しかないので、この日はアルゼンチン側から滝を見る予定でしたが、甥がイミグレーションカードを忘れてきたので入国できないとわかり、ブラジル側から滝を見ることにしました。
ホテルにツーリズモがあったので、そこで、マクコ・サファリツアーのチケットを買ってからホテルを出発しました。マクコ・サファリツアーは、アドベンチャーツアーの1つで、電動車のトレイルとボートツアーがセットになっています。
朝早かったのでお腹が空いており、まずは腹ごしらえをしに、Churrascaria Tropicana へ行きました。庶民的なお店で、食べ放題なのに、1人15レアルぐらいととてもお値打ちでした。もちろん、Rodizio です。
お腹が一杯になったところで、ブラジル側のイグアス国立公園 へ行きました。
駐車場に車を止め、入場券を買います。公園内は車の乗り入れができないので、2階建てバスに乗って公園内を移動します。ピンク色のHotel Das Cataratasのバスポントで降ります。
「ゴー」という滝の音が聞こえます。ここから、徒歩で15分ぐらい滝の景色を楽しみながらのウォーキング。ひたすら、滝が続いています。前日に雨が降ったお陰で、水量も多かったです。
この滝の水量が一番多いです。滝の音もかなり大きいです。
これが、悪魔ののどぶえと呼ばれている所、滝がえぐれています。この近くまで遊歩道で歩いていけますが、水しぶきがすごいです。
帰りは、エレベーターに乗って上にあがりました。
またバスに乗り、マクコ・サファリツアーの場所で降りました。
最初に、電動車に乗りトレイルツアーです。ガイドが国立公園のことや木のことなどを説明してくれました。
そして、ボートツアー。びしょ濡れになるので、子ども達は水着にTシャツでしたが、私は普通の洋服でした。昼間ならその後乾きますが、もう夕方だったので、着替えられないのはちょっと寒くて辛かったです。更衣室があるので、着替えを持参した方がいいです。靴は脱いで裸足でボートに乗りました。結構歩くので、運動靴の方がいいです。私はサンダルで行ったので、疲れました。カメラは防水ではないので、コインロッカーに入れました。
ガイドが、「昨日は1歳の子どもも乗っていたので大丈夫」と言っていたのですが、予想以上に激しいボートツアーでした。運転手がわざと揺らすし、滝に何度も突っ込むし、同乗のカメラマンが水をかけるんです。
耳にまで水が入り、全身びしょ濡れになりました。途中、写真やDVDを撮ってくれるので、気に入ったものがあれば後で買うことができます。
主人の母も私の隣でびしょ濡れになり、大丈夫かと思いましたが、子ども達は楽しそうでした。
イグアスの滝へ来たのは、実は3回目なのですが、ボートに乗ったのは今回が初めてでした。昔は、こんなにも観光地化されておらず、自分の車で滝の近くまで行き、滝を見ました。マクコ・サファリツアーなどももちろんありませんでした。現地に住むブラジル人に聞いたら、第3者機関を入れて観光地化を進めたそうです。外国人にとっては、以前よりずっと観光しやすくなったと思いました。ただ、入場料は高くなりましたが。
最後に、ブラジル、アルゼンチン、パラグアイの3国国境へ行きました。イグアスの滝があるイグアス川とパラナ川がT字に交わる地点が3国国境です。左にあるのがイグアス川、右がパラナ川です。なので、左の向こう岸がアルゼンチン、右の向こう岸がパラグアイです。
望遠レンズで撮っていないので、わかりにくいですが、中央に水色のアルゼンチンの旗の塔があります。
こちらは、パラグアイの赤と青と白の塔が見えます。
そして、ここはブラジル側。
時間がなかったので、ブラジル側から写真を撮っただけですが、それぞれの国境地点を訪れるのもいいですよね。
今日の観光はこれで終わり。ホテルに帰り、びしょびしょの洋服を着替え、夕食を食べに出かけました。大晦日なので、開いているレストランが少なかったのですが、たまたま開いていた、Armazen へ行きました。ギターの生演奏もあり、雰囲気は良かったです。食べ物も予想以上においしくて大満足。
ホテルのテレビで、日本語放送が見られることがわかり、紅白歌合戦を少し見ましたが、朝早かったのと、とても疲れていたので、年明けの花火もそこそこに眠ってしまったのでした。