サンパウロから車で1時間半ぐらいにある、港町 Santos へ観光に行きました。
途中、雨と霧の悪条件の中のドライブ。サンパウロは台地にあるのですが、海岸線の Santos との海抜の差は約800mぐらいあり、山を抜けながらだんだん下っていく感じになります。なので、耳が少し痛くなりました。
最初に、Santos サッカーチームのスタジアムへ行きました。博物館があり、獲得したトロフィーや歴代のユニフォーム、写真などの展示を見て、スタジアム見学をしました。
ペレのゴール数は、1091。すごいですよね。
もうオフシーズンなので、芝生のメンテナンス中でした。こじんまりとしたサッカー場です。そして、Shop へ行き、子ども達はユニフォームを買いました。
もう1時を過ぎていたので、お昼ご飯に carangueijo(沢がに)を食べに、Boa Vista というレストランに行きました。ここは昔からあり、かにを棒でトントンたたいて食べられます。おいしいし、子どもも楽しめるので、お勧めです。
その後は、旧市街にあるMuseu do café (コーヒー博物館)へ。
ブラジルは、ご存知の通り世界1のコーヒー生産国で、世界の約30%のコーヒーを生産しています。特に、サンパウロ州やミナスジェライス州にコーヒー農場が多くあります。サンパウロの発展のきっかけになったのは、コーヒーですし、サントスはコーヒーの港町として栄えたんです。
この博物館の建物は1922年に建てられ、当時はコーヒーの取引所でした。ここから、世界中へコーヒーが輸出されていたんですね。その後、1998年から今のコーヒー博物館となりました。
建物は石造りで、内部は1階と2階が吹き抜けになっており、天井に建物の象徴となっているステンドグラスがあります。この部屋で、コーヒーの売買をしていました。
2階には、ブラジルのコーヒーの歴史や農具、移民たちの写真などの展示があります。もちろん、日本移民の果たした役割も大きく、当時の写真が残っています。
また、入り口を入ったところにあるCafé は、5回も Veja のレストランガイドに選ばれていて、とてもおいしいコーヒーを飲めます。
是非立ち寄ってみてください。もちろん、お土産用にコーヒーを買うこともできます。
この後、ホテルのある Riveira de São Lourenço へと向かいました。Santos からだとValsa(フェリー)に乗った方が早いので、フェリーで Guaruja へ渡ってから行きました。たった15分ほどで対岸に渡れます。
雨も午後には上がりました。この日は、屋内観光がメインだったので調度良かったです。