主人の会社のプレトリップ制度で、ブラジルを下見にみえた奥様とランチをすることになりました。そこで、電化製品や持ってきた方が良い物、アパートの事、病院のことなど、色々な話が出ました。その中で私が驚いたのは、テレビのことです。
日本のテレビはNTSC、ブラジルではPALというように電波方式が違うので使えないと思っていました。なので、持ってきても、ゲームやDVD用のモニタとして使うだけで、テレビは見えないと思っていたんです。でも、日本のテレビをNETというケーブルテレビと接続して、実際テレビを見ているという話を聞いたのです。
それで、ちょっと調べてみました。すると、2007年12月2日よりブラジルのサンパウロで日本方式の地上デジタルテレビ放送が開始された。ということがわかりました。
今までのアナログ放送は、確かにテレビ方式が異なるためテレビ用には使えなかったのですが、デジタル放送で見る場合は日本のテレビを使えるという事らしいです。
ただし、NETと契約する場合はNETの端末をつなげるのですが、その時、電波方式を自分で選択できるので、NTSCを選べばアナログ放送でも日本のテレビを使えるそうです。NET以外のTVAとかの情報はないので、ちょっとわかりません。
ブラジルでは、今後開催されるワールドカップやオリンピックの年へ向けて、デジタル放送の普及(2016年にアナログ放送停波予定)を進めているようです。
日進月歩、時代は変わっていくのですね。日本の小型テレビ、やっぱり持ってくれば良かった~、と後悔したのでした。