WBC、1次リーグが今日終わりました。
プールBとプールCがかなり面白かったのですが、
その理由は、今大会独特の決まりによるものです!
プールC 韓国VSオーストラリアが面白かった理由
韓国、オーストラリア、台湾が2勝2敗で並んだのです。
「野球は点を取り合うスポーツだ」と思っていませんか?
実はWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)において、
最も熱く、そして最も残酷なドラマは「守備のアウト数」の中に隠されていました。
3チームが同じ勝敗、同率で並んだとき、
勝敗を決めるのはホームランでも打率でもなく、
「失点率」という謎の数式なのです。
1. 得失点差じゃない理由が「公平すぎる」
普通のスポーツは「得点 - 失点」で決めますが、野球にはコールドゲームがあります。
・9回まで戦って3失点
・7回コールドで勝ったけど3失点
これ、どっちの守備が優秀だと思いますか?
答えは、9回まで守り抜いたチームです。
「より多くのアウトを取るまで、点を取られなかった」ことを評価するのが、WBC独自のルールなんです。
2. 地獄の計算式「失点 ÷ アウト数」
順位を決めるのはこの数式です。
失点率= 失点合計÷守備で取ったアウトの合計
この数値が「0.0001」でも低い方が、次に進めます。
3. 現場で起きる「奇妙な光景」
このルールのせいで、普通の野球ではありえない戦略が生まれます。
・負けているのに大喜び: 「負けたけど、延長戦に入ってアウトを3つ余分に取ったから、失点率で逆転突破だ!」
・勝っているのに必死: 「勝ちは確定だけど、1点でも取られたら失点率で予選落ちする…!」
1球ごとに「計算上の突破確率」が変わる。
これこそがWBCの裏の楽しみ方だったのです。