担任の先生から、久しぶりに電話がきて


「懇談の用紙はもらっていますか?」


「え?いえ…もらってません…」


「じゃあ、この電話で、決めてしまいましょう」


(先生、いつも、すいません…次男めー!)


そんなやりとりも、ありましたが

無事に懇談終わりました。


出席日数の足りない次男は、

校長面談も。

2年生から3年生に上がる時も

したので、校長先生は、変わったようですが

今回は、そんなに緊張していません。


昨年は、進級したいです!の確認。


今回は、卒業したいです!の確認。


まずは…

担任の先生。


子供たちから怖がられている

鬼の○○先生…らしいですが。


わたしも、はじめは、嫌で

怖かったのですが

次男に色々あったいまは、

優しくて好きです。

言葉に愛があって。


今回の懇談では

なんとか、少しの時間でも、毎日

別室登校をしている次男に

「先生は、本当に偉いと思っている。

あんなに色々なことがあったのに。

よく、頑張ってる。

自信を持ちなさい!」と言ってくれました。


本当に色々なことありました。


心が壊れた日も。

涙で、前が見えない日も。

痛みで動けない日も。

精神科の薬の副作用も。


14歳の次男に、次から次へと

試練がきました。


たくさんの病院に行き

たくさん、泣いて。

傷ついて、皮膚を掻きむしり

血を出す日も。

それが、過ぎ去り

今があります。


本当に、ゆっくりですが

よい方向に向かって。


必ず

過ぎ去り

新しい今が来る。


どんなに辛い日も

必ず過ぎ去る。


だから、大丈夫。


校長先生は、

新しく変わり

たぶん詳しく次男のことを知らない

最近の次男だけをみている人。


校長先生から出た言葉は

「体育だけでも、戻ろうよ!ね、

先生から見たら、ちょっと怠けてるように

見えるの。もう、大丈夫でしょ!」


「3学期、戻ろうね!ね!」


「はい…」と次男。


子供って、やはり

大人の圧には、従うんだな。


はいしか言えないよね。


次男が、陸上競技大会に参加したいと

決めた日


担任の先生から

「他の生徒への影響もありますし…

何より、次男くんが傷つく可能性も」


遠回しに、来ると困るから

親が止めて下さいという内容でした。


問題行動を起こした次男の責任なので

仕方ありません。


その日から

次男は、別室に隠れるように

通っています。


私は、校長先生に

周りの子への影響もあるので

戻らせる気はありません。

次男は、いじめられて陰口覚悟で

この学校に残ると決めたので

何をされても、大丈夫ですが

次男が、参加することが

不快な子もいるし、動揺させてしまう

可能性もあるので。と

言いましたが。


先生、キョトン。


かえってきた答えは

みんな、自分のことで忙しいし、

若い子は運動したほうがいいですよー

ね?と次男に。




まあ、いっか。


とりあえず、ニコニコして

卒業の意思を伝えて

帰りました。


とりあえず

今の我が子は教室に戻れそうに

見えているんだな。


なら、いっか。


でも…

元気そうな子でも

複雑な思いをかかえていること

忘れないで欲しかった…


理由があって

戻れない。


私は、忘れないようにしよう。


心の傷は

癒すまでに時間がたくさん必要

そのことを忘れないようにしよう。


その理由を

聞ける大人でいたい。

聞ける人間でいたい。


そんなふうに思った日でした。