不登校から

別室登校中の次男くん。


毎日、10時ころに

ヨロヨロと学校へ

13時半には、元気に帰ってくる…


はやい…


小4の妹より、ずっと早く帰ってくる…


別室登校…なんとか遅刻しないで

行けないかなぁ…

と、思いつつ。


まぁ、仕方ない。


行けるだけでも!!

すごい進歩じゃないか!!


もう一ヶ所

次男くんは、本人の希望で

個別指導塾に通っています。


無理に行かせているわけでは

決してありません!

あくまで、本人が、勉強の遅れを

なんとかしたいと言ったから

色んなところに体験に行き

決めました。

月謝、高いのに、無理して。


ですが…

ほぼ毎回、今日無理そう…と。


当日は、14時まで連絡すれば、

振り替えていただけますが


だいたい言うのは、16時くらい。

17時からの授業で。


一回6700円の授業…

毎回、仕方ないかぁと

お休みの連絡をすると


先生来ていて待っていても

なんとか振り替えにしてくれて…


申し訳ないやら

情けないやら…


いつも、今回だけと

言いながら毎回、休みたがる次男。


振り替えは、なぜか行ける。


先生に、申し訳なくて仕方ない。


そして、今日も、また。


仕事から帰り、ご機嫌で、

お昼寝中の私に


今日さ、無理そうで…と。

え!っと私。

眠たいのもあり

なんだか、次男が普通に

元気そうな感じもあり

ムカムカ、ムカムカ!


「具合わるいの?熱あるの!?」


いや…


「なんで、行けないの?

毎回、毎回、なんなの!先生に申し訳なくて

もう、連絡したくない!

知らない!自分でなんとかして!

それか、パパに電話して、連絡してもらって

とにかく、ママは、もう、いやだからー!!」


動かない次男くん…


目つきが、変わる次男くん。


不思議と、目がすわるというか

キツネみたいに上につりあがる…


こんな表情は、不安障害になってから

不登校になってから…


本当に、辛いけど

どうしても、見たくない表情。


母親なのに…


なんだか、次男が別人のようにみえて

気持ち悪い…

そう思ってしまう。


最低だ。

ひどい母だ。


辛い気持ちに寄り添えなくて

せめてしまって。


気持ち悪いなんて、感じてしまって。


外は真っ暗

下の子が、遊びに行って帰ってないことに

気がつく。


慌てて電話したら

まだ、お友達の家にいた。


迎えに行くから!と

次男をほったらかして

外に飛び出した。


下の子を、車に乗せた瞬間


涙があふれた


止まらなかった。


最低な自分。最低な母親。

私はバカだ。

バカだ

バカだ


下の子が

帰りが遅かった自分のせいで

私が泣いていると勘違いして

メソメソしている。


ママ、ごめんなさい…と。


違うから、違うの!と

言いながらも、涙が止まらなかった。


感情のコントロールができなくなった。


家に帰ると


次男くんは、塾に行っていなくなってた。


押し寄せる心配…

無理させた。


子供のように泣いた…


泣きながら家族の夕飯

干されるのを待ってる終わった

洗濯物


まずは、乾いたのを取り込まなくちゃ…


もう、いつも、大量なのだ。


うぅ、もう、やだ。


全部、投げ出して

逃げ出せたら

せめて、布団にくるまって

好きなだけ泣けたら…


辛いのは、

次男くん。


辛いのは、

楽しく遊んで帰って来たのに

母親が、泣いてるのを

見なきゃいけない

娘ちゃん。


でも

私も辛い。


つらいよ。

こんなのは。


泣きながら

洗濯物をたたむ、しまう

干す。


泣きながら…

夕飯に取りかかる。


だんだんと落ち着いてきた…。


日常に、自分が戻ってきた。


ふと、テーブルの上を見ると…

ごめんねの手紙と一緒に。


娘ちゃんからのプレゼントが。


はぁぁー。


チカラが抜けて

可愛さにクスッとしてしまった。


部屋にこもる

娘ちゃんの様子を見に行く。


ドアを開けると

部屋から飛び出してきて

抱きついてきた。


ぎゅーっと抱きしめる。

ありがとう、ごめんねを

伝える。


次男くんも、きっと

不安で不安で、どうしようもなくて

抱きつきたい気持ちだったのかも知れない。


自分では、どうにもならなかった。

心配、不安。


だけど、でも。

ほんの少し、強くなって欲しかった。


よし!と気合いを入れて欲しかった。


次男を応援してくれてる

優しい先生のために。

自分以外の人のために。


作れない夕飯は、

冷凍してあった

チキンライスに卵をのせただけの

オムライスにした。


解凍してあった、

チキンカツ用のお肉は

また、冷凍してしまった。


カツを揚げる元気は、なかったけど


オムライス、

家族に、好評で。


手抜きだけど


ほっとした。


塾から帰った次男くん。


無言で、黙々とオムライスを食べて。


冷凍してあった

たい焼きを出してあげたら

黙々と、食べて。


冷凍のピザマンを

出してあげたら黙々と、食べて。


みかんを食べ終わると。


「先生ね、大学で解剖したんだって」


先生は、医大生。

男の先生。


そこから、普通に

笑ったり、話したりする次男くん。


ほっ…


先生に迷惑かけずに行った自分を

きっと、心の中で褒めてる。

かな?

わたしも

何もかも

放棄して

逃げ出さないで良かった。

泣きながらでも

動いて良かった。


子供たちが

笑顔に、なったから。


今日は、私も、ダメダメだったけど

そんな、自分も

よしとして、

褒めてあげよう。


布団にくるまって

泣かないで

よく、頑張りました!^_^


日常が戻って、よかった…。


いつも通り。


それが、1番、大切な時間だったりする。

のかな?