中2の次男が

体調不良からはじまり、

学校に行けなくなって、1か月近く。


夜は、わりと、次男と

テレビを見たりするようになって。


ネットフリックスの

イカゲームを見ていた時。


2人のうち1人しか助からない場面で


次男が、

うちなら、兄の命が大切だよねと。


びっくりした。


長男は、成績優秀で、


スポーツ万能。


次男が、兄は将来有望だからと…


命の価値。


自分の命は兄より価値がない


そう感じていた。


焦って、

何を言ったか

ちゃんと覚えてないけど。


ママは、君を助けられるとしたら

自分の命なんて惜しくないんだからね


とか


どんなにきみが大切か


とか


伝えられるかぎり

全力で言った。


ちゃんと伝わったかな…


勉強ができない自分は、

親にとって価値のない人間。


そう思っていたのかな…


優しいお母さんだね、

いいお母さんだね。


正直、褒めてもらうことが

多かった。


だけど…


母親としての自信が、

なくなって。


よーく、よーく

考えてみたら、


お兄ちゃんみたく、

何も言わないでも、

勉強頑張ってほしい。


できれば同じ高校、目指して

欲しい。


そう、思っていた。


ちゃんと伝わっていた。


同じことをするのにも

すぐできてしまう人。


時間がかかる人。


やっても、やってもできない人。


私自身は、

やっても、やっても、

できない子だった。


でも、母に愛されている自信があって


できなくてもいいと思って生きていた。


安心して、生きていた。


母が守ってくれてたんだなーと


ちなみに、母は、2年前に

亡くなっていて。


ダメな私をまるごと

認めてくれていた人は、もういなくて。


その心細い感じ。


不安な感じ。


地面が、なくなってしまうような。


次男は、そんな気持ちを

ずっと…

抱えていたのかもしれない。


ごめんね。


過敏性腸症候群に

なって、慢性虫垂炎になって…


学校で何度も、激痛に耐えて

パニックになって。

怖かったね。


身体が悲鳴をあげるくらい

ストレスためながら

勉強していたんだね。


苦手な勉強。


嫌いな勉強、やれ!やれって。


幼稚園で、誰よりも字を覚えるの

遅くて。


言葉を話したのは、

3歳から。


ゆっくりな君。


でも、虫が大好きで、

誰より、虫に詳しくて。


今は、ゲームや、パソコン

動画編集が大好きで。


ゲーム配信で、

YouTuberになった君。


微々たるものだけど

収益化の夢を叶えた。


勉強しないからと、

ゲーム没収された時期も

たくさんあって。


eスポーツ部のある学校に行きたいと

目をキラキラさせて

言ってくれた。


なのに


進学校に入ってほしい…


心の片隅で思っていた。


だめな母親…


ちゃんと彼を見ていこう。


次男が、安心して、好きなことして

生きていけるよう。


それが


何より、大切と

伝えてあげよう。


かなり、可愛がって育ててきた


そう思っていたけど。


自信を無くした。


そんな日でした。


これから、


少しずつ


次男を守っていける母親になりたい。


足元が安定したら


高くジャンプできるよね。