伊勢へ還暦旅行に行ってきました。 | つんこのブログ(肺がん&脳転移 闘病日記)

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脳出血のため左半身麻痺、重度障害者の妻。2014年10月、小細胞肺がんが脳転移した状態で見つかりました。
2017年2月に亡くなるまでの2年余り、山あり谷ありの日々。悲しいことだけではなく、楽しいこともいっぱい!
私が記録したメモや記憶をブログに綴っていきます。

昨日から大学の部活の同学年メンバー6人で、伊勢へ還暦旅行へ行ってきた。

 
みんな去年から今年にかけて、還暦を迎える年代。
 
男女3名ずつ。約40年の付き合いのある楽しいメンバー。同窓会も兼ねた旅行。
 
朝、神戸を出て、難波から近鉄のしまかぜで宇治山田へ。駅には伊勢市在住の一学年先輩が車で待ってくれている。
 
外宮から内宮へ。神宮を参拝。
 
一昨年の7月、がん闘病中の妻と伊勢を訪れたときのことを思い出す。
 
がんがわかって9ヶ月。治療効果があり、とても元気だった妻。もともと歩行が不自由なので、行く前は、神宮の砂利道を歩けるかとても心配だった。場合によっては、砂利道用の車イスを借りるつもりだったが、妻は頑張って歩き通した。
 
思い出がよみがえる。外宮前の赤福で、赤福氷を初めて食べたこと。内宮の御手洗場で手を洗い、汗が引くまで涼んだこと。おはらい町やおかげ横丁で、買い物や買い食いをしたこと。2日間で赤福氷を3回も食べたこと。
 
まだまだある。鳥羽湾で竜宮城風の遊覧船に乗り、イルカ島へ行ったこと。ホテルの夕食で鮑を自分で焼いたとき、生焼けで食べにくかったこと。翌朝5時から夫婦岩に行き、手をつないで日の出を見たこと。
 
思い出すたびに涙。
 
みんなと一緒のときは大丈夫だが、一人になると途端にダメだ。
 
今回は豪華夕食のあと、大学生当時よくやった大富豪で遊んだ。昔のままの楽しさ!時間がたつのを忘れる。
 
今日は鳥羽水族館とミキモト真珠島を見て、松阪へ移動。和田金のすき焼きに舌鼓を打つ。
 
楽しい二日間が終わり自宅へ戻る。妻の祭壇に手を合わせ、報告をする。
 
妻のいないこの世が、自分にとって何なのかを考える。当然、答えは出ない。いつもと同じ繰り返しのまま、一日が終わる。