1作目の「横道世之介」がとても良かったので、続編を借りてきました📙
面白くて一晩で読んでしまい、次の日には最終編「永遠と横道世之介〜上下巻」を借りてきて、、
ついさっき全てを読み終わった所。
大学生から成長した世之介はどんな感じになってるのかな?と、楽しみにしていたら、、
大学は卒業したものの、のんびり屋が災いして就職活動に失敗しパチンコとアルバイトの生活。
池袋の狭いアパートでグダグダ暮らす世之介の姿に、がっかり(笑)
グダグダ、ダメダメな時期って
多かれ少なかれ
それは長い期間だったり短い時期だったり、、
誰でもある事で。
(あー、世之介はこの時の経験があるから次作の「永遠と横道世之介」で、ああなれたのかな?と、今気づいたかも)
人生の谷になってしまった青春の一年間を書かれた本です。
大学時代の友人コモロン、パチンコ屋での席取り合戦から知り合い、床屋で再会した時にいきなり丸坊主にしたいと言う女、はまちゃん。
シングルマザーであり、世之介の彼女になる美人だけど根っからヤンキーの桜子と息子、亮太。
癖の強い登場人物と世之介の関係は読み進めていくうちに、軽いんだけど深くて優しいものになっていきます。
世之介がいなかったら、救われていなかった人もいると思う。
そして世之介も彼らがいなかったら、もっとグダグダになっていたかも?
表紙は
子供の頃の世之介とお父さんかな?
と思っていたけど、
読んでいくうちに謎がとけました。
読んだ後はホッコリ。