坐禅に少々興味があったもので、タイトルに惹かれて借りてきました。
五年前、退院した後に読んだ本「光の魔女」で出会ったのは「立禅」
ゆるやかな体力作りためにも実践していた「立禅」を思い出して、今回は「坐禅」
(この暑さで最近は立禅もご無沙汰ですが、、)
本のタイトルの印象では坐禅をポップに書いている小説なのかな?
と、思っていたのですが、、
深く、静かに、2人の主人公達の心の闇を掘り下げていく内容でした。
読んでいる最中はこちらの胸も重くなるようなこともありますが。
読後感は、坐禅を体験した後はこんな感じなのかしら、しんと心が落ち着きました。
以前読んだ中島らもの「水に似た感情」以来の読後感でした。