マジカルグランマ
柚木麻子
「典型的な」「理想的な」を意味する(であろう)
「マジカル」
(マジカルニグロなど差別的な表現や意味がありますが、この本のマジカルは色んな意味での表現かと思います)
この本の主人公は
冴えない役者を続けてきたお婆さん。
若くみせるため無理に暗く染めていた髪を、いっそのこと白髪に染めて、あえて老けて「理想的なお婆さん像」を演じた事で大人気に!!
それからはまさに波瀾万丈の日々を過ごしていくのです。
「理想的なお婆さん」
の本性がみるみる現れてきて、考えさせられながらもついニヤニヤしながら読んでしまった。
主人公に魅了されるかは読む人次第かと?
ハッピーエンドだけで終わらないオチには「なるほど!」と膝を叩く事になりましたよ
今日も図書館に来て新しい本を借りてきました。
エッセイばかりを三冊。
楽しみだな♪