あなたの敵ではありません。
エゴと闘い
エゴを排除しようとしても
何の解決にもならず
逆に
醜いエゴに寄り添い、
そのエゴを理解しようとすることで
わたしたちは
エゴと和解ができます。
バランスを取ることができます。
エゴは
わたしたちが
自分自身との分離を味わうための最も最適な
最強のツールです。
醜いエゴは
わたしたちには必要不可欠なものだったのです。
ええ、過去形です。（笑）
わたしたちは
分離の幻想を味わいたくて
地球で遊んでいたのです。
わたしたちはもともとひとつ。
どうやっても切り離すことのできない
ひとつの意識体。
でもそれじゃあつまらないからと
分離感を味わうために
エゴをツールに
分離という幻想を創り出し
肉体を持ち
エゴという最強のおもちゃを手にして
地球を遊び場として
様々な体験をしてきました。
エゴがなければ
この遊びは成立しなかったのです。
自我・・・“自分”という隔てを持つことで
肉体を持つことで
わたしたちは
内側と外側、あなたとわたし、わたしと何か、
という分離を体験できているのです。
あなたと何かを隔てるからこそ
比較が生まれ
選別が生まれ
争いも苦しみも
歓びも生まれた。
でも本当は
わたしたちは隔てられてはおらず
隔ては
分離は
自らが創り出している幻影にすぎず
もうそろそろ
その幻影から覚める時が来ています。
わたしたちにとって
分離感は
最高のエキサイティングな体感でした。
怒りも哀しみもそう。
怒りは情熱的で爆発的な振動数であり
ベクトルは違えども、それと同等の振動数を持つ感情は歓びであり
哀しみはなんとも甘美な振動数。
わたしたちは
哀しみを味わいたくて
わざわざ哀しみを創り出そうとしてきました。
いろんなところに
種をしかけておいて
時が熟したらそれをほじくり出して
味わえることもできるようにしておきました。
それをトラウマと呼びます。
なんて巧妙な遊びなんでしょう。（笑）
でも、その遊びもそろそろ終わりの時を迎えています。
遊び時間の終わりが近づいているのに
遊びをやめたくなくて
エゴが出しているサインを
必死で観ないようにフタをしたり
エゴと闘ってみたり
エゴを排除しようと思考で努力しても
時間と体力とエネルギーの無駄です。（笑）
もうそろそろ
遊びの時間は終わるのです。
観念して、降参して、
エゴがあなたに教えようとしていることに
耳を傾けてください。
エゴがあなたに体験させたかったものたち・・・
エゴのお陰で体験できたものたち・・・
それは
自分が体験したかった感情たちでしかなく
素晴らしいギフトです。
醜いエゴとの共同作業であなたは
あなたの欲しかった体験や感情を味わうことができたのです。
エゴには感謝しかありません。
エゴは
恐れを武器として
わたしたちに
様々な分離を味わわせてくれていました。
けれども
面白いもので
エゴもアセンションするのだそうです。
醜いエゴ・・・恐れも一緒に
アセンションしたいのだそうです。
感情も生き物。
共に振動数を上げて行くのです。
醜く見えていたエゴが
実は美しいものだったと気付く・・・
それこそが
わたしたちがエゴに贈ることができるシフトです。
分離からの帰還。
分離という幻想から覚める時。
あなたはわたし。
あなたはすべて。
これからは
それを自覚したうえで
全体としての「個」を生きるのです。
そこは
調和と
安らぎ、安心感 そのものです。
いよいよ『ひとつ』の世界へと。
お帰りなさい
