十角館の殺人読み終わりましたー!!

今回から「館シリーズ」とやらスタートです!!

 

読んでいる時にどはまりピークだった松をモデルに妄想して読んでました。

それがブログを書く時の弊害になるとは、思いもよらなかったさ…。

 

 

※以下ネタばれ注意※

 

 

 

 

 

 

 

前回の占星術殺人からだったのもあったのか、とっても読みやすかったです。

そろそろ読書に慣れてきたってのもあると思いますけどね。それを含んでも、難しい言葉や表現が少ないので読みやすいと思います。

 

それでも最初から7人も登場人物が出てきて、しかも本名ではなくあだ名で呼び合ってるので、少し困惑しましたけどね。

エルツィ、ルルゥ、ポウ、カー、アガサ、ルルゥ、オルツィ。

みんなミステリー作者の名前からとっているようですが、

 

まぁ、全然知りませんよね!!

 

唯一アガサだけは、コナンに出て来る阿笠博士から知っている程度の知識です…

自分の知識の無さに涙が出ます。

 

 

 

 

 

その7人が出て来る「島」編からスタート。

人数数えて即登場人物をおそ松さんにすり替えマッハでした。

個人的にエラリィが好きです。リーダー臭ぷんぷんするキャラ最高です。

 

 

 

 

 

ポウをカラちゅん、カーをイッチーに置き換えると、ポウの「猫島」発言に、カーはソワソワが止まらないんだろうなぁと、とてもニヤニヤシーンでした。

 

 

とっとと…、話が小説から離れてきてしまいましたね。

 

 

7人がミステリー研究会の合宿で無人島を訪れるのが「島」編。

そしてもう一つが「本土」編。

こちらの本土編は合宿に参加しなかった研究会メンバー主軸の話です。

 

島編では5枚の「被害者」と「探偵」「殺人犯人」と書かれたプレート、本土編では「お前たちが殺した千織は。私の娘だった」と書かれた手紙が登場人物の前に提示される。

島編と本土編が交互に進んでいくのですが、こういう構成の話って、だんだんと関連性が深まって行って、最終的に合致して…っていう流れがオーソドックスだと思うんですけど。この話はなかなか関連性が結びつかないんですよね。

島では連続殺人が起こり、犯人は一体誰なんだ!っていう話で、本土編は上記の手紙の真相を暴いて行く流れなんですよね。

あれれ?2つとも別ベクトルで話を解決していくぞ?時系列はそろって進行してっているのに、お互いにヒントになりそうな話題があまり出て来ないぞ…?

 

あれれーー?と思っていると、ある1行でそれが覆される…!

「たった1行が世界を変えた!」と新装改訂版の帯に書いてあったのですが、まさしくその通りでした。

いやぁ、最初はその1行が衝撃的過ぎて、思考がついていきませんでしたよww

そのままの意味に捉えられず、色々な説を錯誤してしまいました。恥ずかしいっ!

 

 

この話、トリックとか犯人とかなかなか当てづらいと思うんですよね。

見返してみてもヒント少ないし、犯人の心理描写がいかにも犯人じゃなさそうな書き方されてるし!すっかり騙されましたよ!!

犯人の心理描写の所、犯人だと分かる前と後で読み比べてみると、とても面白いですね。

 

 

トリックや連続殺人が続く状況下のドキドキ感は楽しかったですねぇ。

欲をいうと千織の事件の真相を知りたかったかな。事故かもしれないけど、そんなことしそうな子じゃないんでしょ?今回の被害者は本当に罰せられなければならなかったのか、そこんとこがちょっとモヤモヤします。

 

 

今やキラキラネームで本当にいそうな名前ですよねww

 

 

 

松をモデルにしたせいで、十角館読み終わってからブログに書くまで1ヶ月もかかってしまいましたよう!

松描きにくいっ!こいつらアカン!!

しかし、ここからこの「館シリーズ」を読んでいきます。ひぃぃ、完全なる人選ミスだでぇぇ!!

ちなみに館シリーズは、現在暗黒館を読んでいる途中です。

もうね、何が伏線なのか、何を疑って読んだらいいのか、脳内がとても忙しいことになりながら読んでますよw

 

ではでは、次回は水車館の感想です。