今日は娘の旅立ちの日。
(正確にはとりあえず、目的の国ではなく、ひとまず東京に旅立ったので、今はまだ日本にいます)
そして、もしかしたら、私にとっても一つの転機となる日かもしれないなと。
娘を見送ったあと、なぜだか、なんだか……
言いようのない、微妙な、混沌とした気持ちになりまして。
真っすぐ家に帰るより、どこかに立ち寄って気持ちを切り替えようと思いました。
そこで、娘が勧めてくれた豊橋美術館の企画展、ブルターニュ展を見に行くことにしました。
ブルターニュの絵は明るくて光に満ちてると思いました。
海の絵がいっぱい。
イキイキと暮らす人々の様子が描かれています。
ちょっぴり気持ちが明るくなりました。
でも、まだ気を紛らわせているような感覚。
娘が旅立ったことで、自覚のないさびしさがあるのかもしれない。
館内にはなぜか、沢山のヨーロピアンな方々が沢山いらっしゃいました。
留学生さんかな。
若い学生の方達、みんな、モデルみたいにとっても可愛いのです。
鑑賞をしていくと、私の横で写真を撮った女の子。
え?いいの?と思った私。
すると、美術館の方が彼女に近寄り、日本語で注意している。
その女の子は困ったような表情で、真横にいた私の方を見る。
私はその二人の様子をみて、私で何かできるならと英語で、話の中に入る。
…と⁉
あれれ。
適切な英語の言葉が出て来ないや。
度胸は若い頃と変わらずなんだけど。。
かなり、忘れてる(笑)
しかも、管理の方が言わんとしていることを、私が当初勘違いして伝えたので、彼女も美術館の方も余計に戸惑う始末。
結局、写真撮影は可の絵なんだけど、セルフ撮影は駄目なので、さっき撮った写真を消してほしい、ということでした。
そして、ほどなく彼女がそれを察し、その場で消してくれたのでした。
天使みたいに可愛い女の子でした。
私は、こりゃいかん、古ぼけて使えなくなってしまった英語を磨き直してブラッシュアップしなくては、と思ったのでした。
焦りましたよね。
これは多分。
促しかもしれないです。
どうやら、私は奥の方でこっそり、娘のいる国へ行くつもりですね。
それまでに英語、できればスペイン語も少し勉強しておきたいと思います。
美術館の方にあとから謝られました。
すっかり、私を付き添いの人と思ったみたいです。
それぐらいナチュラルに、あの可愛い方は、困った時、私の方をみていたような。
そして、カフェタイム。
この時とばかり、私はインナーチャイルドと向き合いました。
なぜ、最近、楽しめなかったり、落ち着かないのかなと。
チャイルドは安らぎが欲しかったと言うのです。
なるほどね〜。
そして、チャイを飲み、道行く人々をみて、自分としみじみ向き合う時間。
それに感謝して、ホッとしたのでした。
最近、随分と忘れかけていた感覚を取り戻したのでした。
感じると感情は安らぎ、安心、落ち着きに変わります。
心を、感情をちゃんと感じることは本当に大切なんですね。
人っていうのは、その時その時の感情を味わうことで生の感覚や、自分らしい安心感や幸福感を取り戻し、心地良く前に進める生き物なんだなあ、とあらためて思いました。
カフェでゆったり、甘いチャイを飲んだあとは、気になったソフトクリームをテイクアウトしました。
自己肯定感…というより、
何でもござれ…感が高まっていたのです。
アイスクリームを食べながら、風強い寒い日に公園の古い大樹達に触れたり、縁石に乗って歩いたり。
ちゃんとした、お母さんなら子どもに絶対ダメよっていうやつを、熟年おばさんがやってる図はかなり怪しいじゃないかなあ…
頭のどこかでそう思いつつも、チャイルドを止められない私でした。
実際、頭とは裏腹に、心はすごく幸せな感覚で、木々の緑色に癒され、奥の方から安らいでいます。
木に触れ、葉っぱに触れて気づき、思ったことは。
不安になったら人は緑の中に行き、緑の存在達と触れ合ったり、ひとつになればいい、ということ。
シンプルですね。
例えば、地震の予言をきいて不安になる人、次のパンデミックがどうとか。
未来が不安になるとか。
政治が、〇〇問題が〜とか←これは何を当てはめてもいいです。
人というのはもとは魂で、光なのです。
魂は光の世界では、ずっと安らいでいるのが本来なのです。
だけど、そこでは安らぎ、安心なんて意識することもない、通常の感覚。
けれど、この世界では逆で、不安や心配が湧いてきたりするもの。
だから、お茶したり、感情や感覚を味わい感じたり、インナーチャイルドと話したり、そして緑の中に行き、緑に触れる。
そうやって一瞬でもホッとする安らぎや感謝の感を得ることができたら、
その奥の、魂は知っている、本当の深い深い安らぎや安心、至福の感覚すら蘇って来るのかもしれない。
今日は、そんなことを感じました。
本当は、「心配や不安が出て来たら深い緑の中に行き、に緑に触れなさい」というのは、八大龍王様が教えてくれたことなんですけどね。