稽留流産をした私ですが、
子宮内膜症患者の視点で子宮卵管造影検査の時の様子を書いておきますね。
少しでも参考になると嬉しいです。

まず、検査の3日前に腸内のガスを止める薬を貰いました。
これを検査当日まで飲み続けます。
これによって便秘になるとか下痢になるとかは無かったです。

検査当日。
さっそく検査台に乗って膣の中に器具を入れられる。
先生に「痛かったら教えてくださいねー」と言われる。
一瞬鈍い痛みがするものの、なんちゅーことはない。

先生に「痛くない?」と聞かれるも「耐えれます。」と答える。
その後ももう一度「痛くない?」と聞かれるも「大丈夫です。」と答える。
激しい痛みはいつくるのか、びくびくして待っていると先生が
「はい、痛い所は終わり。いまから液を入れて行くから5分くらいこのままで待ってねー。」

えええええ!

凄い構えていたけれど、余裕の痛みでした。
重度の子宮内膜症持ちだった私は酷い生理痛を想像していたんです。
でも実際は普通の日の生理の軽い痛みでした。
子宮が筋肉痛?みたいな感じですね。

てな感じでそのあとボーっと検査が終わるのを待ち終了。
もっと怖いのを想像していたのでホッとしました。

このとき、初めて子宮内膜症に感謝した瞬間でした(笑)。
子宮内膜症の痛みに助けられる日がこようとは…。

なので私と同じような重い生理痛で苦しみ、
子宮卵管造影検査が不安の方がいらしたら
一番辛かった生理痛を思い出してください。
それと比べたら痛みと呼べるのか分からないくらいに感じると思います。

私はこの検査の直後に妊娠しました。
結局稽留流産という残念な結果にはなりましたけどね…。

以前は子宮内膜症で泣かされる日々。
ほんとうに辛かったのですが、今こうやって痛みに強くなれた自分がおります。
なのでこの稽留流産という経験も、きっと今後、
何かの形で自分にとって経験すべきことだったのだと信じて、気長に頑張っていこうと思います。

以上、子宮卵管造影検査のレポートでした。