目的地とは違う場所で止まってしまったゴジェックとグラブ…![]()
ここで降ろされたら困る![]()
バイクにまたがったまま運転手の携帯を見ながら一緒に地図を確認する
ここではない事を話して、とにかく話しかけまくる!その際に絶対に運転手さんが間違えてる!とかではなく『原因は何故だろうね?』って…私の入力が違ったのかな?とか、とにかくバイクから降りずにお話しする。
運転手さんが嫌だなって思ったら即アウトだと思った。
友人も気がついたらしく
『やっぱり…ここじゃないよね。』
と私と友人、ゴジェック、グラブの運転手さん4人で悩んだ。
地図を見ると確かに付近に到着している。
で、思い出した。
確か、下に下る坂があったはず…
その下った場所からまた来た方向に戻って歩くような気がしたので![]()
私が出した見解はこうだ![]()
この場合、空から見た位置的には私達は到着しているように錯覚するはずだ![]()
↑の私の予想を運転手さん達に説明して
『申し訳ないけど、もう少し先まで走ってみてもらえないかな?
たぶんもう少し先に行くと左に下る道が出てくるから、そこまで送って欲しいの!』
ちょっと面倒そうな雰囲気の運転手さん達![]()
友人が
『そういえば、学校と集会所の先って言ってたような?』
とナイスな事を思い出してくれた。
言われてみれば、そうだったかも!
と思って運転手さんに通訳![]()
すると友人の方の運転手さんが小学校はこの先にあった気がする!と言ってくれて、私の運転手さんにも話しをしてくれてもう少し先まで行ってみよう!とさとしてくれたのだ![]()
乗りながら、
『小学校!』
『集会所!』
と運転手さんの後ろで子供みたいに叫ぶ私![]()
たぶんうるさいと思ったが確認だ。
すると
見覚えのある坂が!
『左に曲がって、ここ下って欲しい!』
クミさん宅へ行く細い道に到着した![]()
本来ならこの先もバイクは行けるけど、もうここまでで充分と思って
『ここで大丈夫
ありがとう!』
とバイクを停めて貰った。
友人はキョトン。
『ここだっけ?』
『うん。ここから歩けるから大丈夫
』
『運賃いくら渡せば良いかな?』
お財布を広げ出したので手で抑えた![]()
『財布はやたら出さない方が良いよ
』
『それに大丈夫。払ったよ、もう。』
『えー!え〜!マナナちゃん早業〜!
私の払うよー!』
とまたお財布出したので![]()
『こんなとこで財布出さない
危ない危ない。
お陰で私はここに来れたので、ここだけは私に出させて下さい。』
しきり悪いよ〜
と言っていたが、本当に彼女が居なかったら私はここには来れなかった。
彼女にも運転手さんにも
感謝![]()
私は何度かゴジェックを利用していたので、2人分➕チップ混みのお金をポケットに別々に用意しておいたので、運転手さん達に同じ金額を降りたと同時に渡した。
『本当に助かりました。
無理言ってごめんなさい。でも本当に助かったよー
これで何か食べてね。ありがとう!』
と言うとニコニコと帰って行った。
ゴジェックもグラブも人数こなしてなんぼの世界だから、きっと面倒な案件は嫌だろうし…時間も最短で済ませたいに決まってる。
もし私だったらそうだもん。
私も日本でも働いてるし、バリでも働いたり暮らしたりしたのもあるし、知り合いも居るから大変さがわかるからこそ敬意を払いたい。
決められた事をやれば良いだけなんだと思うのに、相談にも快く応じてくれる人達で凄く助かった。
それは決して当たり前じゃない。
旅先で優しくされるのは当たり前なんかじゃないから、やっぱり自分が相手に対して尊敬の念や感謝を忘れたら…優しくされる事なんて無いと私は思う。
それは普段の生活も同じだ…
忘れちゃうけど、やっぱり全てが当たり前なんて無いから、ちゃんと感謝出来る人間で居たい。
さて!歩くぞー!
いつもの犬が待ってるぜ![]()
ちょっと怖いのよ〜ワンコたち。
つづく


