学校も月の1/3も行ってなかったと思います。
嘔吐癖に加え、年齢が足りないのにお酒を飲むようになりました。
当時はまだ、身分証などなくても酒タバコが買えた時代。
また過食嘔吐を繰り返すようになります。
下宿をやめ、身内の名義で借りたアパートで一人暮らしをはじめました。
とにかく、夜が寂しい。
辛い。
一人ではいられない。
お酒を扱う夜の仕事に興味をもち、知り合いの紹介で働くことになります(法的に絶対ダメです)。
酔いつぶれて朝帰り、昼間は寝て、夜にまた仕事。
それでも寂しさをまぎらわすには丁度よかったです。
このまま夜の仕事を続けるなら、学校に在籍してても意味がないと思い始め、退学を考えていました。
しかし、悪いことはいずれバレます。
バイト先に私が年齢をごまかして働いているのがバレ、しっかりとクビになりました。
そんな時期、突然母親から連絡が。
保護者欄に母親の連絡先でも書いてあったのか、学校から祖父母に電話がいって母親に連絡があったのかは不明です。
とにかく突然連絡がきて驚いた記憶だけが強く残っています。
男をつくって出ていった母親。
どうせ大した用事じゃないとは思っていました。
予想通り、「学校へ行きなさい」と。
ただそれだけでした。
そんな話を聞くはずもなく、相変わらずダラダラした生活が続きます。
そんな生活をしていると、類は友を・・で、知り合うものです。
同年代で学校に行かず、改造したバイクや車に乗ってフラついているグループ。
昔で言う「不良」でしょうか。
知り合ってすぐに打ち解けました。
酒タバコギャンブル、、、一緒に行動するようになりました。
朝も夜も、24時間一緒にいました。
新しくできた自分の居場所。
前の経験があったので、グループ内に彼氏を作るようなことはしませんでした。
「もう何があってもここからは離れない」
そう決意しました。
今思い返せば依存を繰り返していただけでしたが、その頃はそこが全てでした。
友達の家にたむろして、フラフラする毎日。
ある日、夜中にお風呂に入る為に自分の住むアパートに帰宅したときのこと。
お風呂に入る準備をしていると、玄関からピンポーンと聞こえました。
溜まり場でもあったので、友達だろうと思い、扉を開けました。
しかし、そこにいたのはなんと・・・
母親だったのです!
数年振りに会った母親は、嗚咽をするほど号泣していました。
えっ?
と、状況が把握できない状態でいると、
「あんたのせいで彼氏と別れるかもしれない!」
と怒鳴りこんできたのです。
「・・・はぁ?」
言ってる意味が全く理解できませんでした。
続く(´ 3`)