来年度26年チャンピオンズカップは、
本賞金増額に伴い、国内ダートG I /Jqn I 優勝馬が3着までに入着時の褒賞金交付が、廃止される。
ジャパンカップダートから14年国内最高峰のダート競走としての位置付けを明確にするため国際招待制を廃止し、
チャンピオンズカップカップとして新たなスタートを切り、前段褒賞金制度が確立された時に遡る。
14年ホッコータルマエは、東京大賞典G I 1着と川崎記念Jpn I 1着を持って新生チャンピオンズカップを1着し、同枠4着サンビスタがJBCレディクラシックJpn I 1着歴を、翌年に繰り越した牝馬初のチャンピオンズカップを制覇する。
川崎記念JpnI 1着メイショウハリオ、ジャパンダートクラシックJpnI 1着ナルカミ、南部杯JpnI 1着ウィルソンテソーロ、最後の褒賞金対象馬から戴冠馬は出現する。
鬼門とされて来た3歳馬が連覇を果たした
ルヴァンスレーヴ→クリソライトが携えたのは、ジャパンダートダービーJpn I 1着歴。
ジャパンダートダービーは、ジャパンダートクラシックに改名し、BCクラシック馬フォーエバーヤングが3歳時にステップにしたレース。
歴史的な快挙を成し遂げたフォーエバーヤングをなぞるナルカミは、奇しくもゴドルフィン所有馬。
今年のケンタッキーダービー馬ソヴリンティ、
ゴドルフィン所有馬は、BCクラシックを直前回避し、フォーエバーヤングと対峙しながら対戦する事は無かった。
ソヴリンティの現役続行か否かが不確定な現状、
ナルカミが、このチャンピオンズカップを戴冠すれば、田中博康厩舎ゴドルフィン所有馬レモンポップ連覇と合わせて3連覇が達成されてこそイーブン。
枠順は、ウィルソンテソーロを昨年同様4枠8番入りさせ、ジャパンカップダート国際招待制廃止まで3年間をワンダーアキュートが2着した様に、ウィルソンテソーロの3年連続2着は、必然的に起こり得る。
(回顧)
ウィルソンテソーロの4枠8番入りから、前日まで
昨年同様1枠2番レモンポップ馬番に坂井瑠星ダブルハートボンド→6枠12番ナルカミ、ゴドルフィン示唆を決め打ち馬連8-12馬単12-8 1点を確信していたが…
なんと言っても「ステイヤーズステークス」
ホーエリート39年ぶり牝馬2頭目Vは、
ダブルハートボンドの10年ぶりサンビスタ以来牝馬2頭目Vを完璧に意識せざるを得ない。
もしナルカミ3連覇が否定されるなら、坂井瑠星の3連覇もまた起こり得る。
馬連2-8馬単2-8昨年と同じ出目を追加し、
思いの外良い配当に助けられて快勝。




