今開催マイルチャンピオンシップは、3日間開催にして、変則3日間開催のど真ん中、京都開催は通常通り土日、
東京開催が祝日月曜に東京スポーツ杯を施行する日月開催、
よって、福島開催は土月開催となる。

違和感ありありなのは、オークス馬にして秋華賞馬2冠牝馬チェルヴィニアの参戦。

ジャパンカップ4着なら、エリザベス女王杯レガレイラと使い分けする理由にもならないが、昨年プレイディヴェーグと同じ扱いで進行する。

チェルヴィニアは、今年暦が変わるとステレンボッシュ同様惜敗を繰り返し、唯一賞金加算したのが、新設マイルレースしらさぎステークス。

チェルヴィニアが、今年のG I レースで、唯一覚醒出来る(勝ち確)とするなら、このマイルチャンピオンシップ日程を置いて他には無い。

チェルヴィニア牝馬2冠目は、昨年変則3日間ど真ん中、日曜京都開催秋華賞で成し遂げ、

チェルヴィニア陣営は、次年度開催日割りを確認し、今年のマイルチャンピオンシップに照準を合わせ、それ以外のレースは、全てウォーミングアップと見込んでいた筈だから。


イギリスからワザワザやって来た⬜︎外ドッグランズ、何かしら理由がある。

この刺客によって浮立つのは、アスコリピチェーノがイギリス遠征したジャックルマロワ賞が、限りなく接点となる。

アスコリピチェーノに先着し、

4着鞍上Tマーカンドは、チェルヴィニアに騎乗する。


相手となれば、当然の事乍らジャンタルマンタルの一択。

朝日杯フューチュリティ→NHKマイル→安田記念→マイルチャンピオンシップと既存マイル混合G I 4勝全制覇は、馬齢重量1K増元年に出現したジャンタルマンタル意外に達成出来ない。

チェルヴィニアを逆転するなら、この馬を置いて他には無い。


枠順が決まり、週中にジャパンオータムインターナショナルJAI褒賞金制度が今年を持って廃止、来年新たな褒賞金制度でスタートを切る。

最後の第1.2戦京都開催G I エリザベス女王杯は、

4枠7番レガレイラの勝利に追従するのが、

マイルチャンピオンシップ同世代同厩舎

4枠7番チェルヴィニア(サンデーレーシング)。













(回顧)

チェルヴィニアに全く出番無し。 

同じ過ちを繰り返さないつもりで押さえた複勝ワイドも無意味に終えた。

ジャンタルマンタル初のマイルG I 4勝は、ガイアフォースとアスコリピチェーノが同枠故に、

NHKマイル→安田記念→マイルチャンピオンシップに集約させた(繰り返した)と言う事だろう。

3着ウォーターリヒトならば、

安田記念G I ジャンタルマンタル→富士ステークスGIIガイアフォース→東京新聞杯GIIIウォーターリヒト、東京マイル重賞序列順に整理整頓型では、

チェルヴィニアに、入り込む余地無し。


昨年変則3日間開催秋華賞連対馬チェルヴィニアとボンドガール、

東京新聞杯→しらさぎステークス→関屋記念マイル重賞を2着リレーし、ボンドガールは一週前エリザベス女王杯を歩き、チェルヴィニアの照準は、今年の変則3日間開催マイルチャンピオンシップに定めていると見せて、手が込んだ小細工を仕組み不発。

最も、囮に吸い込まれた自分自身の責任である。


チェルヴィニア、アスコリピチェーノ、ステレンボッシュ、ボンドガール、この牝馬世代、3歳時の活躍とは裏腹に、レガレイラの躓きを有馬記念で反転し、レガレイラが走ると走らなくなるようだ。