そもそも祝日3日間月曜開催と、毎日王冠同日開催では、結果が大きく変わって来る。


3日間開催から、毎日王冠同日開催化した19年11番人気ドレッドノータスが1着し、3連単180万馬券の大花火を打ち上げると、

翌20年は、前年1番人気で失速したグローリーヴェイズが1着リベンジ、1番人気菊花賞馬キセキを2着に、3着2番人気前年とは打って変わって平穏な決着をみた。

翌21年は、8歳ダービー馬マカヒキが9番人気を復活走1着、2着1番人気アリストテレスを抑えて馬連万馬券決着を機に、翌年から3日間開催に戻る。


そして、昨年24年再び毎日王冠と同日開催とすると、8番人気シュヴァリエローズが1着、2着ディープボンド、3着11番人気メイショウブレゲが入線して、これまた3連単140万馬券の大花火を打ち上げ、その翌年今年の京都大賞典は、

菊花賞馬を起用した20年平穏な決着を踏襲する順番にある。


グレード制導入以来18頭フルゲート初レースなる京都大賞典にあって、最高頭数17頭で2年連続施行としたのが前述19年と20年、

19年は17番競走中止、20年17番3着2番人気キングオブコージは目黒記念1着馬。

19年と20年大外17番の違いは、20年18頭フルゲート登録の後1頭回避が出たモノ。


菊花賞馬ドレッツア2番人気と目黒記念1着1番人気アドマイヤテラの人気は、20年を反転し、

大外18番ショウナンラプンタの人気もカギを握る。







(回顧)

この結果はビックリしたとしか言いようが無い。

ドレッツアは、2番人気から一気に4番人気へ急落し、3番人気をショウナンラプンタと争っていた4番人気サンライズアースが2番人気へ急上昇。

1番人気アドマイヤテラ同枠馬ディープモンスターが1着を遂げると、

2番人気へ押し上げられたサンライズアースが2着。

4番人気に落ちた菊花賞馬ドレッツア同枠馬ヴェルミセルが3着。

20年同様3番人気を実現しそうなショウナンラプンタから流したアドマイヤテラとドレッツア馬券は、紙屑へと消えた…

人気の変動が及ぼすレース結果は、計り知れない。