今年のスプリンターズステークス開催時期の変更概要は、宝塚記念2週前倒しにより夏季開催1週短縮によって、秋開催が1週早まったという認識。
この変更によって、ローテーションの整備に伴うCBC賞、キーンランドカップ勝馬の不出走。
函館スプリントステークス1着同枠4着→CBC賞1着インビンシブルパパ、サマースプリントチャンピオンの不出走。
暑熱対策施行段階の北海道シリーズ、函館スプリントS→キーンランドCを連勝した昨年サマースプリントチャンピオン、サトノレーヴがスプリンターズステークスを勝てない理由も夏期開催改革時期にあって、弾かれたのは明白である。
代わって高松宮記念から直行したルガルが1着してみせた。
今年の見えない(4回中山9日目)開催時期変更に順応したサトノレーヴは、高松宮記念1着から香港、イギリスを転戦し、昨年と同じ轍を踏まない。
ヒントは、冒頭で記述した暑熱対策のキッカケとなった宝塚記念2週前倒し、
メイショウタバルのドバイターフ帰り1着。
そして、冒頭で記載したローテーションの整備から唯一出走して来たのが、セントウルステークス勝ち馬カンチェンジュンガ。
枠順は、サトノレーヴが4枠入りした。
高松宮記念→スプリンターズステークス連覇は、
18年ファインニードルが達成しているが、
ファインニードル高松宮記念1着5枠9番→スプリンターズステークス1着4枠8番。
サトノレーヴ高松宮記念1着5枠10番→スプリンターズステークス4枠7番。
両馬共に香港チェアマンズスプリントGIを経由し、18年は⬜︎外ラッキーバブルスが出走し、
今年は⬜︎外ラッキースワイネス、
サトノレーヴ同一年春秋スプリントGI連覇の為に来日、出走する。
ファインニードルは、チェアマンズスプリントの後にセントウルステークスを1着(回収)し、相手2着ラブカンプーをそのまま連れて来た、その同枠馬が、レッツゴードンキ高松宮記念2着馬。
今年の高松宮記念2着ナムラクレア同枠馬は、
カンチェンジュンガ、セントウルステークス1着馬ドンピシャ。
ナムラクレアが経由した阪神カップ、カンチェンジュンガが経由した阪急杯は、何れも京都代替開催1着馬役目(春秋スプリントGI2着)を統一する。
(回顧)
この手の結果には、手も足も出ない。
かつて、武豊を超える天才騎手と謳われた三浦皇成
初騎乗GIスプリンターズステークスから18年、
紆余曲折あってGI126連敗127戦目の勝利は、2着に武豊を従えてゴールを切る。
平成の盾男レジェンド武豊を超える時は、現126代天皇陛下を超える127戦目。
事前にザ・ロイヤルファミリーサイン馬券炸裂らしいが、元来この手のサインもまた疎い。
シンプルであればある程サイン馬券もまた、配当が配当だけに見逃せないのは確かだが…
ウインカーネリアンが経由したアルククォーツスプリント直線GI2着戦歴は、5着ピューロマジックのアイビスサマーダッシュ1着対角配置と、
サトノレーヴが通った香港チェアマンズスプリント2着歴に対して、5着経由昨年度1着馬ルガルが、アシストしたという見立ては、
ウインカーネリアンが選択した帰国初戦キーンランドカップ5着、2着ペアポルックスがサトノレーヴ同枠入り。
サマースプリントチャンピオン、インビンシブルパパの通った函館スプリントステークス2着とCBC賞2着ジューンブレアは、対角馬ママコチャのセントウルステークス2着を重ねて、本番スプリンターズステークスを2着閉め。
整合性は取れたが、事前に予想記事を覆せるか?否か…
枠連7-8すら導き出すのは至難の業(ロイヤルファミリー馬券)。


