さて、かねてより青葉賞馬エネルジコの回避が発表されていたが、
オークス馬カムニャックのフローラステークス1着優先権がモノを言った結末は、
既に終了した桜花賞、皐月賞を含めた日程変更を施したトライアル優先権馬の顛末が
粗方見えて来た時点で、今年の青葉賞馬は、
ダービー出走を拒んだ。
青葉賞馬が出走して来ない年度を紐解く以前の問題。
但し青葉賞2着馬ファイアングランツは、出走して来る。
サンデーレーシング所属ながら使い分けをしない。
実は、この青葉賞1.2着馬は、ドゥラメンテ産駒という個性を共有している。
昨年のダービーは、稀有な牝馬レガレイラ出走、
同じ様に2014年牝馬レッドリヴェール出走下、
ダービー馬ワンアンドオンリー以来の
横山典弘騎乗ダノンデサイルがダービー馬に輝いた。
翌2015年がドゥラメンテ、皐月賞、ダービー2冠を制した年度である。
ドゥラメンテの皐月賞もまた、リアルスティールとサンデーレーシングワンツー決着。
先週のオークス1枠は、阪神ジュベナイル2歳牝馬G I 年度代表馬アルマヴェローチェと、
ホープフルステークス2歳牡馬G I 年度代表馬クロワデュノールの同枠牝馬レーヴドロペラを同居させ、
クラシック優駿を繋ぐ主催者が意図して作成した枠構成。
アルマヴェローチェ2着ならクロワデュノールも脚並みを揃える義務がある(サイン上)。
さて肝心のダービー馬は、ドゥラメンテ同様に、
ミョージアムマイル2冠に収まるだろうか?
2015年サンデーレーシング皐月賞ワンツー、
ドゥラメンテは2冠を制したが、リアルスティールは、ダービーを4着に惜敗する。
2015年ダービーは、皐月賞後のサンデーレーシングワンツーを拒絶している。
2015年ダービー馬ドゥラメンテは、引退後種牡馬として、2021年に死去し、今年3歳産駒がラストクロップとなる。
ダービー馬からダービー馬を、強力な格言に沿った最後のドゥラメンテ産駒、皐月賞3着優先権馬
マスカレードボール、この馬が今年のダービー馬に相応しい。
(回顧)
抽選を突破したホウオウアートマン、ドゥラメンテ産駒が、2015年ドゥラメンテ馬番7枠14番入りし、隣りの同枠馬ファウストラーゼンはミルコデムーロ、で固めた枠順に、サンデーレーシング
クロワデュノールの逆転1着を疑わざる得なかったが…
最後まで、ドゥラメンテ産駒に賭けた。
ドゥラメンテの相手2.3着が、サトノラーゼン、
サトノクラウンは、今年のサトノ冠サトノシャイニング8枠から
ドゥラメンテ産駒マスカレードボール、
残念ながら2着は、主催者からの馬連努力賞
対角がショウヘイ3着。
馬券はヨモヤを見越した枠連と馬連的中。