ダート路線は、フェブラリーステークスが終了すると、高松宮記念同日施行マーチステークスと皐月賞前日土曜施行アンタレスステークスを経て、オークス前日土曜施行平安ステークスに辿り着く。


昨年は、アンタレスステークスを皐月賞同日施行とし、1.2.3着ミッキーヌチバナ、スレイマン、ハギノアレグシアスは、平安ステークスを揃って沈没し、

マーチステークス2着ミトノオー(同枠馬ペイシャエス)が1着した。


要は、開催変更を余儀無くされたアンタレスステークス拒否と同時に、開催変更しないマーチステークスを受け入れた。


今年のアンタレスステークスは、出走取消しを出し、1着馬ミッキーファイトもまた出走して来ない。

流れは、昨年に引き続きマーチステークスから、

1.3着ブライアンセンス、ロードクロンヌが出走に至る。


マーチステークス2着マテンロウスカイ、初ダート重賞も同枠馬ペイシャエスが3番人気、

枠的には、1.2.3番人気決着をみた。


マーチステークスがハンデ戦故に、ブライアンセンスとロードクロンヌの立場逆転(別定)を、鑑みて、軸にすべきはロードクロンヌ。





(回顧)前売りから1番人気をアウトレンジがしばらく抱えていたが、人気は拮抗しコロコロ入れ替わり、人気順を読めない状態が続いた。

最終的に、1番人気をロードクロンヌとブライアンセンスが分ける形となったが、

マーチステークス、ハンデ戦1番人気を3着に退いたロードクロンヌと1着したブライアンセンスを、天秤に掛ければ、自ずとロードクロンヌに分が有る。


しかし、その決着は、ブライアンセンス同枠馬アウトレンジ4番人気まで下げて、1着する周到さを見せる。

アウトレンジ騎乗松山浩平は、昨年ミトノオーに続いて、平安ステークス連覇。