まず、昨年ダートG I馬レモンポップとウシュバテソーロはサウジカップに向かって不出走、根岸 S1着エンペラーワケア、東海 S1着ウィリアムバローズ優先権馬も不出走。

史上初の取り組みは、出走登録馬の中から賞金順に出走馬が決定して行く。

時系列にまず、出走ランク外からガイアフォースが、安田記念のレーティングを持ってダート初出走を決め、セキフウまでが出走可に変動した。
東京新聞杯出走後、登録馬に名を連ねたジャスティンパレスは、マイルCSレーティング及び賞金順に関わらず回避を決め、サンライズホークまでが出走可。

今週、シャマルとサンライズホークは、名古屋のかきつばた記念に出走表明し、アルファマムとオメガギネスが、揃って繰り上がり出走可。

賞金順第一位は、⬜︎地イグナイターを筆頭に三頭出走、昨年地方オーラス三冠馬ミックファイアと連年出走スピーディキック。
⬜︎地が1着したとしても史上初の事案に無い。25年振り。
但しスピーディキックが1着なら、史上初の牝馬の戴冠になる…

今年の出走馬には、ダート初となるガイアフォースを始め、芝レース常連カラテ、シャンパンカラー、或いはジャスティンパレスの登録も含めて、このレースを1着する事が出来るのか?
接点は皆安田記念にあるが、安田記念馬として根岸 Sを挟んだモズアスコットが、このレースを1着出来た。
フェブラリーS馬として、安田記念に連年チャレンジしたカフェファラオは、失速を重ね、片側通行であることをまず理解せねばならない。

但し、カラテのAJCC GIIとジャスティンパレスの東京新聞杯GIII接点は、女性ジョッキーレイチェルキング。

根岸 S終了後、真っ先に飛び込んで来たフェブラリーSニュースは、アルファマムにレイチェルキングの騎乗が決まったというものだった。
後々、登録馬を発表し、アルファマムは、出否未定馬扱いとして、時系列に流れて来た。
牝馬アルファマムに、レイチェルキングの
G I戴冠なら、紛れも無い史上初が成立する。

最終的に回避を決めたシャマルと16番目の席を譲り渡したサンライズホークの矛先、かきつばた記念は、例年ゴールデンウィーク施行であるものを、この時期に移設したもので、
3歳ダート新ルートのみ成らず、古馬ルートの大改革にも着手した事案である。
例年なら、シャマルとサンライズホークの回避は無かったのだ。

アルファマムの相手は、同じ様に16番目の席についた1番人気を争うルメール騎乗オメガギネス。

JRAウルトラプレミアム選出コパノリッキーもまた、二分の一抽選繰り上がり出走だったはずだ。


単勝16 アルファマム

馬単16ー5