Link Design ゴトウマナミの執筆記録
  • 20Dec
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      元SK-Ⅱの開発メンバー達の英知が集結 世界最先端の美容クリーム

      ※こちらの記事は2020年、S.K.Y 21 Marketing Pte Ltd様が運営されるECサイト内のブログに掲載されました。主な顧客であるシンガポールの消費者の為に、本商品の特徴を認知してもらい販促に繋げる事を目的としたPR記事です。(掲載時の原文記事は英文です)The LADY.代表の杉浦莉起様にインタビューをして執筆しました。 今回は、当店で発売を開始してから着実にファンを増やし続けているThe LADY.Beauty Power Creamのご紹介です。 この美容クリームは、SK-Ⅱなどの世界的プレステージスキンケアを手掛けてきた開発者達の手で生み出されました。安心・安全な無香料、無着色のボタニカル化粧品であると共に「最新の皮膚科学理論」を基に作られました。臨床試験で約90%の人が効果を実感するという確かな実力を兼ね備えている高機能スキンケアクリームです。世界最新の皮膚科学理論女性ホルモンは肌内でも作られる 今まで、女性ホルモンは卵巣でしか作られないと考えられてきました。しかし、最新の皮膚科学理論によると肌内でも産生されることが判明しました。皆さんもご存知のように女性ホルモンは美しい肌を保つには必要不可欠ですよね。女性ホルモンのエストロゲンが皮膚にもたらす作用は、皮膚バリア機能の促進、潤いの保持、弾力の維持など多岐にわたります。女性ホルモンが不足する、もしくはストレスにより上手く働かないと肌の美しさを保つことが難しいのです。つまり、「女性ホルモンが正しく働く=美肌になる」ということになります。女性ホルモンは加齢とともに減少過度なストレスによっても、不安定に働いてしまう 美肌の素である女性ホルモンは、残念ながら加齢と共に徐々に減少していきます。20歳をピークに減りはじめ、40歳前後から急激に低下します。それに加えて不規則な生活や紫外線などの外的ストレスによっても女性ホルモンは正しく働かなくなってしまいます。40歳前後を境に肌の不調を実感している方や不規則な生活をしていると吹き出物ができたという経験をした方は多いのではないでしょうか。また、月経前に肌の調子が悪くなるのも女性ホルモンが関係していると言えます。しかし、そんな「女性ホルモンの不安定さ」に左右されることなく常に美しい肌でいられることができたとしたら‥‥まるで「魔法」にかけられたシンデレラになった気分になれることは間違いないでしょう。しかし、その魔法は一時だけで消えてしまいます。The LADY.Beauty Power Creamは今も10年後のあなたもずっと輝かせてくれる高機能スキンケアクリームです。表皮内にある女性ホルモンのスイッチをONにさせることができる世界で唯一の化粧品 先ほど触れた世界最新の皮膚科学理論についてここで少し詳しくご説明します。"The LADY.Beauty Power Cream"は「スキン・インテリジェンス理論」に基づき開発されました。これまで皮膚は、外界からカラダを包み守るバリアフィルムとしての役割を担うものと考えられてきました。しかし皮膚は自ら情報を感知し、判断し、処理する高度な情報システムであることが明らかになりました。「皮膚自体が高度な知能を持っている」これが「スキン・インテリジェンス理論」です。そして、表皮の中に女性ホルモンを活性化させたり不活性化させたりするシステムが存在することが発見されたのです。つまり、女性ホルモンが表皮の中で活性化されていれば肌の調子が良好であり不活性な場合は肌荒れや劣化がおこるということです。例えて言うならば、表皮の中に女性ホルモンのONとOFFのスイッチがあるという感じです。The LADY.Beauty Power Creamには、表皮内にある女性ホルモンのスイッチをONにしてくれる高濃度ポリフェノール「ポリフェノックス」が配合されています。

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      プロダクトレビュー「The LADY. Beauty Power Cream」

      ※こちらの記事は2020年、S.K.Y 21 Marketing Pte Ltd様が運営されるECサイト内のブログ掲載用に執筆しました。主な顧客であるシンガポールの消費者の為に、本商品の特徴を認知してもらい販促に繋げる事を目的とした商品レビュー記事です。(掲載時の原文記事は英文です) 今回はコスメレビューを紹介致します。女性スタッフが3週間、The LADY.Beauty Power Creamを使用しました。The LADY.Beauty Power Creamとは、元SK-Ⅱなどの世界的プレステージスキンケアを手掛けてきた開発者達の手で生み出された美容クリームです。商品については、前回の記事元SK-Ⅱの開発メンバー達の英知が集結。世界最先端の美容クリーム」で詳しく紹介しています。是非チェックして下さいね。女性スタッフについて年齢:43歳肌の悩み:乾燥による肌荒れ、ほうれい線、目の下のシワ、顔のたるみ、首のしわクリームの使用頻度1日2回:朝と夜の洗顔後に使用(他の化粧品との併用はなし)メーカー推奨の使用方法は以下の2通りあります。①洗顔→いつもの化粧品でお手入れ→The LADY.Beauty Power Creamを使用②洗顔→The LADY.Beauty Power Cream使用今回はThe LADY.Beauty Power Creamの効果をダイレクトに知りたいので②の要領で使用してもらいました。1日目 朝の洗顔後に使用を開始。シンプルで上品なデザインの箱を開けると、ガラス製の容器に入ったクリームと小さなスパチュラが入っています。蓋を開けてスパチュラでパール大ほどのクリームをすくいます。クリームの色はライトベージュをしています。 スパチュラに乗せたクリームの半分を気になるほうれい線につけて丁寧に優しく塗り込みました。残りの半分は目の下に。(※使用したスパチュラは水洗いして布で拭き、衛生的な場所で保管して下さい)クリームからほんのりミントのような清涼感のある香りを感じます。(※ミントの葉の成分は含まれておりません)その他にも、何か植物の香りを微かに感じます。とてもリラックスできる香りです。そして、ほんの少しの量で驚くほど良く伸びます。パンフレットでは1回の使用量をパール大と推奨しています。私の場合は、その量で顔全体と首からデコルテまでケアすることができました。 こっくりとした濃厚な使用感です。しかしベタつき感はありません。クリームがあっという間に肌にスーっと馴染みます。使用後の肌はサラサラしています。夜の洗顔後にも朝と同じケアをしました。翌朝さっそく効果を感じました。肌が普段より「もっちり」と潤っています。1日でこれほどの効果を感じることができた化粧品は初めてです。1週間後の肌の状態が楽しみです。もっと乾燥肌とシワが改善されますように!1週間後 朝と夜の洗顔後にThe LADY.Beauty Power Creamのみでスキンケアを続けてきました。肌にハリと潤いが出てきたように感じます。また、心なしかリフトアップしたように感じています。肌の手触りもスベスベとしてきました。乾燥による肌荒れも改善されてきたような感じがします。鏡に映る自分を見て「若返った」印象を持ちはじめました。次回より顔の写真を撮影して見ることにします。まだ使用して1週間ですがこのクリームの凄さを実感し初めました!2週間後 肌の乾燥がほとんど気にならなくなりました。ガサガサしていた口の周りや頬もスベスベした手触りに変わりました。肌のトーンも明るくなった気がします。どんどん肌の調子が良くなるので、更に高望みをしてみます。弛んできた顔の皮膚のリフトアップを目指してケアをし始めることにしました。目の下のシワとほうれい線も消えて欲しい! いつもの要領で、スパチュラでクリームをパール大ほどすくいます。すくった量の約半分を指先にとります。自己流ですがリフトアップマッサージをしていきます。クリムーを目の下に塗ります。目頭から目尻にかけて優しくマッサージをするようにクリームを塗り込んでいきます。目の下のシワが消えてハリが戻ってきますように!と願いを込めて。 残りの半分をスパチュラから指ですくい、両サイドのほうれい線に沿ってつけます。クリームをほうれい線に塗り込みます。そしてほうれい線から頬に向かって1〜2回優しくリフトアップマッサージ。 最後にスパチュラにほんの少し残っていたクリームを額につけて、額全体に伸ばします。真ん中の写真が2週間目の肌の状態です。カサカサだった肌がモチモチ肌に。目の下のくすみが目立たなくなりました。価格が少し高いけれど、このクリームをずっと使い続けたいと思い初めました!3週間後 確かな肌のハリと潤いが感じられます。目の下のシワも明らかに薄くなっていると感じています。ほうれい線は、まだまだ気になりますがこちらも薄くなっていると思います。首の横ジワも薄くなってきている感じです。3週間経過して、やっぱり顔の印象が若返ったことを実感しています。(肌年齢を機械で測定したわけでは無いので肌年齢数値はわかりませんが) 肌のトーンも確実に明るくなっているし、キメも細かくなったと思います。先日、行きつけの美容室に行った際に美容師さんに「顔がツヤツヤして顎のラインがシャープになったけどエステとか行き初めた?」と言われたので驚きました。 最初は「1瓶にクリームが30グラム入りはちょっと少ないかな」と思いました。しかし、とにかくよく伸び、パール大で効果も十分実感でき驚きました。人差し指にパール大の半分くらいの量(上部の写真2枚目)で点線部分内はカバーしてしまいます。(上部の写真3枚目)まだ、クリームは瓶にたっぷり残っているので最後まで使い切った時に肌がどのような変化を遂げるのかとっても楽しみです。 価格は私が今まで使用してきた化粧品と比べると随分高いですがこの先も使い続けたいと思いました。1瓶で2ヶ月間使用できるし、他に化粧水や美容液なども必要ないことを考えると高過ぎる価格では無いと思いました。 40代になって、以前使用していたファンデの色が合わなくなったり、似合っていた明るい色の服が着こなせなくなったり‥‥憂鬱なことが増えて女性として自分に自信が持てなくなっていました。このクリームを使用してどんどん肌が綺麗になり顔の印象も変わってきて、前向きな自分を取り戻す事ができた気がしています。

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      肌内の女性ホルモンを活性化させることができる世界で唯一の化粧品

      ※こちらの記事は2020年、S.K.Y 21 Marketing Pte Ltd様が運営されるECサイト内のブログに掲載されました。主な顧客であるシンガポールの消費者の為に、本商品の特徴を認知してもらい販促に繋げる事を目的としたPR記事です。(掲載時の原文記事は英文です)The LADY.代表の杉浦莉起様にインタビューをして執筆しました。今回は、The LADY.Beauty Power Creamに配合された高濃度ポリフェノール「ポリフェノックス」について詳しくご紹介します。前回の記事元SK-Ⅱの開発メンバー達の英知が集結。世界最先端の美容クリーム」を読んでいただくと今回の記事をより楽しんで頂けると思います。是非チェックして下さい。また、女性スタッフがThe LADY.Beauty Power Creamを3週間使用したプロダクトレビューも公開されています。肌荒れに悩みを抱えている女性の方には特に読んで頂きたいレビューです。まだ読んでいない方はプロダクトレビュー「The LADY. Beauty Power Cream」をチェックして下さいね。活きたポリフェーノル「ポリフェノックス」 「ポリフェノックス」とは最新の皮膚科学から生まれた独自のボタニカル複合成分です。‘The LADY.Beauty Power Creamにはこのポリフェノックスが高濃度で配合されています。ポリフェノックスには植物から取り出したポリフェノールが「活きた状態」で含まれています。せっかくのポリフェノールも「不活の状態」で含まれているのであれば効果は望めません。ですので、活性度の高い植物成分を厳選し、有用成分を傷つけ不活化させてしまわないよう、花と葉はひとつひとつ手積みされています。植物から有用成分を抽出する方法も他に類を見ない方法です。それは「ハチミツ抽出法」と言われる方法で古代ローマの文献からヒントを得た方法です。植物をハチミツに浸すことで有用成分を活きたまま取り出すことができるのです。ポリフェノックスはあなたの肌を美しく蘇らせる美の女神 女性ホルモンが卵巣だけではなく表皮内でも産生される事が最新の皮膚科学理論によってわかりました。ポリフェノックスの働きは前回の記事で述べたとおり「表皮内にある女性ホルモンのスイッチをON」にしてくれること。卵巣で作られる女性ホルモンは30代後半から40代までは乱高下を繰り返し減っていきます。月経前や産後に訪れる肌トラブルも卵巣でつくられる女性ホルモンが不安定に働くからだと言えます。加齢による肌の劣化や女性ならではの理由でおこる肌の悩みを持つ皆さまにとってポリフェノックスは救いの女神です。ポリフェノックスで表皮内の女性ホルモンスイッチをONにすれば、みずみずしい美肌をずっと維持することは夢ではないのです。今も、これからも年齢肌に悩まない! ポリフェノックスのその他の働きのひとつに「リンクルイレイサー機能」があります。これは、加齢やストレス、紫外線などによってできた目元や口元の小皺にアプローチしてくれる機能です。肌の老化の原因である活性酸素や肌内のヒアルロン酸・コラーゲン・エラスチンを分解してしまう悪玉酵素をブロック。「美肌の敵」を撃退してくれる頼もしい機能です。塗り続ける度に気になる小皺がどんどん薄くなります。艶とハリのある肌に生まれ変わる過程をワクワクしながら経験していただけると思います。肌に吸い込まれていくように馴染むクリーム このクリームはテクスチャーにも最先端の技術が注ぎ込まれています。本商品のレビューで女性スタッフがパール粒大の量で顔全体から首そしてデコルテまでケアできると言っています。それほどよく伸び、肌に吸い込まれていくかのように馴染みます。これは元SK-Ⅱの研究開発リーダーによる技術力で実現したテクスチャーです。クリームを肌と同じ構成にする「オレオラメラ処方」というとても高度な技術です。また、水分が足りないところを感知して潤す補水機能をもつ水「クラスター水」を配合しています。これはアメリカの高級化粧品ブランドにも使われていた希少な水です。女性をもっと美しくしたい。女性が輝く社会であってほしいブランド創始者の願い 厳選した素材から有用成分を純度高く取り出す技術。その有用成分を活きたまま濃密に配合する高い処方技術。そして古代ローマの文献からヒントを得て現代にその技術を蘇らせることに挑んだ探究心。元SK-Ⅱメンバーの高い技術力と造詣の深さそして世界最新の皮膚科学理論を実証する為の信念がこのThe LADY.Beauty Power Creamを作りあげました。そして、ここまで女性の肌の悩みに寄り添った、高品質で安心・安全な商品を作りあげることが実現できたのはブランド創始者である杉浦氏の情熱があったからこそ。生理痛やPMSなど女性ホルモンに振り回された経験。産後の酷い肌荒れが原因で女性としての自信を失い外出が積極的に出来なくなってしまった経験。そんな彼女の経験があったからこそ、「世界でたった一つの高機能スキンケアクリーム」を誕生させることができたと言えるでしょう。世界中の女性が今もこれかもずっと輝いていて欲しい。そんな願いが込められているThe LADY.Beauty Power Cream。あなたも試してみませんか。

  • 25Nov
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      遠軽町物語① 〜序章〜

      ※こちらの記事は2013年、WEBマガジン北海道エクスプローラーに掲載された記事です。株式会社マイスターの代表取締役 斎野 早織さまにインタビューをして執筆しました。故郷への想い 「遠軽町」という小さな町を知っていますか。北海道オホーツク地域のほぼ中央に位置し、町を貫流する湧別川をはじめ多くの川が育んだ肥沃な土地を持つこの町は、開拓当初から枝豆、アスパラなど多くの農作物を生み農耕地に適した環境として繁栄してきました。そして、北海道の市町村の中でも最も「森林面積」が多いことでも知られる自然の恩恵をたっぷりと受けた美しい町です。この小さいけれど豊かな自然の恵みを持つ町を「化粧品」を通して多くの人に知ってほしいと、日本全国を飛び回っている女性がいます。 彼女の名前は斎野早織さん。株式会社マイスターの代表取締役でありながら、実質的に商品企画からPR、販売まで一貫して携わっている道産子キャリアウーマン。今回はそんなパワフルな彼女の物語をご紹介します。「超」がつくほど多忙な毎日を送っているのにも関わらず、いつお会いしてもピカピカな肌と素敵な笑顔で私を迎えてくださる斎野さん。飾らない性格とブレないビジョンを持ち、日々勢力的に仕事に邁進する彼女はまさに「女性が憧れるカッコイイ女性」。 株式会社マイスターの主力化粧品である「ピュアハニーシリーズ」は、道内では東急ハンズや丸井今井デパートなどで人気商品として陳列されています。そして、数多くの全国雑誌でも「北海道コスメ」の代名詞として紹介されるほどのブランド力を持つ商品です。この「はちみつ」を使った化粧品は北海道の遠軽町(えんがるちょう)という小さな町の「薬局」から販売が始まりました。※写真はイメージです。 ピュアハニーシリーズの原材料には、遠軽町の森で採蜜された「完熟させた単花蜜」のはちみつが使用されています。一種類の花の蜜だけを集めるのが単花蜜。そしてそれを完熟させている。はちみつの養蜂について少し知識のある人が聞けば、どれほど「貴重で贅沢な」はちみつがこの商品に使われているのかがおわかり頂けると思います。この素晴らしいはちみつを「化粧品の原料として使わせてほしい」と、養蜂家の元に5年間も通いつめたという斎野さん。自分が食べて育った地元のモノで良い化粧品を作りたい。彼女の熱い故郷への想いが、その長い5年間の末に養蜂家の心に届きました。デザイナーを目指して上京した過去 彼女が20代の頃、「化粧品にお金を費やすなんてナンセンス」。そう思っていたと言います。けれど、その思いとは裏腹に彼女の人生は化粧品との関わりを色濃くしていきます。高校卒業後に上京。当時は「デザイナー」を目指していたという斎野さん。東京の化粧品会社で美容部員として働きながら企業への「デザインの持ち込み」をする多忙な日々。デザイナーとしての活躍を夢見る中、幾つかの化粧品会社を渡り歩き、販売から企画そして開発へと化粧品の知識と業界での経験を増やしていきます。そして「質の良い化粧品を使い、自分の肌と向き合う贅沢な時間」を持つ喜びを覚えた斎野さんは、その魅力に深く引き込まれていきます。気づけば10年の月日がたっていました。そして彼女が30歳になった頃、人生の「選択」の時を迎えます。地元に戻って起業するか、東京で仕事を続けていくのか。斎野さんが下した選択は前者でした。新たな選択と覚悟 地元北海道に戻り起業を決意した斎野さんが描いたビジョンは、生まれ育った遠軽町で穫れた農産物を使って化粧品を作る。というものでした。化粧品を通して、故郷の素晴らしい農産物を多くの人に知ってもらいたい。その強い想いは、起業当初から現在に至るまでブレることはありません。 「生まれ育ったふる里に恩返しを…ということですね。」と私が言うと「恩返しだと1回きりで終わってしまうじゃないですか。それじゃツマラない。私はもっと面白くしたい。地元に利益を落としたいんです。」と、すかさず返す斎野さん。凛々しくて勇ましい信念とふる里への想いに強い覚悟を感じました。そして、5年もの歳月を経て手にした素晴らしい贈り物から「ピュアハニーシリーズ」の第1号、「ピュアハニーボディソープ」が誕生しました。しかし、当時は大手百貨店などの販路がなかった斎野さん。最初は子供の頃から知っている地元の薬局のオーナーの元へ行き、商品を置かせてもらうように営業することからはじまりました。そして全国へ販路を拡大する為に展示会や催事など、日本中を飛び回る日々がはじまりました。遠軽町物語②に続く株式会社マイスターホームページhttp://www.e-mystar.jp/

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      遠軽町物語② 〜絆を紡ぐ旅〜

      ※こちらの記事は2013年、WEBマガジン北海道エクスプローラーに掲載された記事です。株式会社マイスターの代表取締役 斎野 早織さまにインタビューをして執筆しました。全国行脚の日々のはじまり※写真はイメージです。 斎野さんの地元、遠軽町の薬局で販売されることになったはちみつ化粧品。ですが「全国規模」に販路を拡大させるには、何年もの「草の根運動」のような営業努力が必要でした。「ただ黙って電話の前に座っていれば注文の電話が来る。というわけではないです。こちらから出向いていかないと。」販路拡大の為に、全国各地で開催される「北海道物産展」「展示会」などあらゆる催し物に参加したという斎野さん。「あ、あの人また来てるよ。と思わせるくらい何処にでも顔を出そうと思いました。」最初は商談のチャンスさえ得ることが難しいのが現実でした。しかし彼女の営業努力が身を結び、ポツリ、ポツリと良い引き合いが来るようになります。 そして、彼女がデザイナーを目指していた東京時代に培ったセンスがパッケージデザインに活かされ、自身が手がけている自社ホームページでのネット通販も軌道に乗り、はちみつ化粧品は「ブランド」としての価値を確立していきました。  今では、北海道だけではなく日本全国に根強いファンを持ち、「北海道コスメ」を代表する商品にまで成長しました。しかし世界恐慌といわれる昨今、厳しい時期は幾度となくありました。乗り越える為に必要なチカラの源は、ふる里への想いと、全国からの「お客様の声」だといいます。根強いリピーターの上位は、なんと北海道外からの注文だそう。「その中でも最も大きいシェアを占めるのが東北のお客様です。」被災地からの1本の電話※写真はイメージです。 2011年3月11日の大震災。いつも化粧品を愛用してくれている東北のお客様からの連絡が途絶え、安否がわからない状態に。連絡を取る術も無く過ごしている日々の中、1本の電話が斎野さんのもとに入ります。それは避難所からのお客様の電話注文でした。「避難所では生きる為に、食べ物や暖をとる物が最優先だと思っていました。」と斎野さん。けれど、そのお客様からの言葉に感極まったと言います。「私にとってマイスターさんの化粧品は食べ物と同じく大切なモノなんです!」 電話をくれた彼女の肌は、はちみつ化粧品に出会う以前は病院で治療が必要な程の肌トラブルを抱えていたそう。それが、はちみつ化粧品を使い始めてから通院する必要が無くなったそうです。震災当日から数週間目のその避難所には、全国から食料品、衣料や化粧品まで救援物資が届けられている最中でした。けれど、彼女の敏感な肌にはどうしても支給された化粧品が合わず、肌トラブルを引き戻してしまったのです。避難所の誰もが過酷な現実に耐え忍ぶ中、自分だけが支給された化粧品を使わず、しかも自分で購入するなんて…。そんな罪悪感を感じながらも、彼女はこっそりと避難所の外から携帯電話で注文の電話をかけたそうです。「そんなお客様の声を聞いたら、少しくらい厳しくても頑張ろうって思いますよ。」お客様そして生産者と丁寧に紡いでいく絆 20代の頃、斎野さんは「化粧品にお金を使うのはナンセンス」と思っていたと言います。けれど、今は「食べ物と同じくらい大切だ」と言って注文をくれるお客様との絆に支えられています。その大切なお客様との絆を一つ一つ丁寧に紡いでいくのと同じく、彼女は、原材料を供給してくれる地元の生産者との絆も大切にしています。「茹でる前の枝豆の外皮を剥くのってけっこう大変なんですよ!」と笑いながら、新商品の枝豆ボディケア商品の製造工程を面白おかしく説明してくれました。収穫された枝豆の鮮度が落ちないうちに、斎野さんとスタッフ総出で、遠軽町の工場で枝豆の皮むきに奮闘したのだとか。 今度の新製品は、遠軽町産の枝豆を原材料に使ったボディソープとボディジェル。緑黄色野菜でもあり、大豆が持つイソフラボンも多く含む枝豆はニキビ予防や美肌効果が期待できるとのこと。そして、新たにアスパラを原材料にしたアスパラガスマルチバームが発売されました。アスパラの生産地はもちろん、斎野さんのふる里「北海道遠軽町」。このバームですが東急ハンズ札幌店や丸井今井札幌店で現在取り扱いがある他、札幌市内ホテルの宿泊プランで取り扱われています。(この特典は現在は終了しています。) 私が以前宿泊した東京のホテルのレディースプランでは、特典として某有名ブランドの化粧品がサービスされていました。マイスターの化粧品が全国のホテルでも扱われる日が来るのは、そう遠くないのかもしれません。彼女のふる里への想いが注がれた商品達は今日も全国で絆を紡ぐ旅を続けているのだろうと思います。株式会社マイスターホームページhttp://www.e-mystar.jp/

  • 19Nov
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      北海道てんさい糖のちからでしっかり保湿!

      ※こちらの記事は、北海道ヘルス&ビューティー協議会の依頼を受けて執筆しました。株式会社 アビサル・ジャパン様の商品「シュクレ」のPR記事です。英語と中国語に翻訳されて、フライヤーとして印刷されました。2015年シンガポール高島屋で開催された北海道物産展と東京ビックサイトで開催された展示会等で配布されました。はじめませんか、シュガーリング新感覚のお砂糖スキンケア「シュクレ」 シュクレは北海道産のてんさい糖を使った無添加スキンケアアイテムです。特殊製法で砂糖の一粒一粒をオイルコーティングしたシュクレのスキンケア(シュガーリング)では、洗顔後の濡れたお肌になじませてサッと洗い流すだけの簡単ケアでお砂糖がお肌の水分と皮脂のバランスを整え、しっかりと保湿をしてくれます。全身に毎日何回でも使えるのも魅力です。 原料の主役は、世界で唯一、遺伝子組み換えをしていない北海道産のてんさい糖。原料の80%がてんさい糖、残りの20%は肌組織に近いココナッツオイルやサフラワー油などの食用油です。そしてシトラス、ハッカ、ラベンダー、バニラ、ローズマリーとアロマの香りも豊富に展開しています。ぜひあなたのお気に入りの香りを見つけて心も身体もリラックスして下さい。シンプルだから、続けられるご家族でお使いいただけ、様々な活用方法が魅力! シュクレは老若男女問わず、顔や体、頭皮など全身のスキンケアに使用することが出来ます。赤ちゃんからご年配までご家族みんなでお使いいただけます。朝は洗顔フォームとして、夜には手軽なパックとしてお使いいただけます。お砂糖の優れた保湿力で肌のバリヤ機能を高め、正常なターンオーバーを促進してくれます。男性には髭そり後のケア、頭皮ケア(抜け毛、白髪、頭皮の匂い)、脂分の多い男性の肌を調整しアロマで消臭ケア。100%食品由来、安心安全の材料使用だからデリケートな赤ちゃんのお肌にも使用できます。あせも、おむつかぶれ、妊娠中の乾燥肌、産後の肌トラブルを緩和させ、赤ちゃんとママのお肌を守ります。【販売メーカーからみなさまへ】防腐剤•合成香料•着色料などを使用せずに、自然の恵みを皆様にお届けすることが私たちのポリシーです。 アビサル・ジャパンは北海道産のお砂糖とお野菜の基礎化粧品の製造販売を行う会社です。原料にこだわり、原料となる北海道産てんさい糖の安定確保と良質な素材を使っていることを PRするため、本社を北海道札幌市に移転し北海道のメーカーとして道産砂糖を使ったスキンケア商品の開発と国内外への販路拡大に取り組んでいます。乳幼児から年齢肌までの健康スキンケア製品の企画・開発・製造・販売を一貫として行っており、自然の恵みを技術力で、防腐剤・合成香料・着色料などを使用しないでお届けすることが私たちのポリシーです。【開発秘話】はじまりは、娘のアトピーでした。 シュクレの原料の主役は、北海道産のてんさい糖。肌にお砂糖?ちょっと意外に思われるかもしれません。製造・販売元であるアビサル・ジャパンの幟立真理代表取締役が砂糖に注目したのは、米国の化粧品開発会社に在籍していたときでした。 滞在していたニューヨークは冬場の乾燥が激しく、男性もリップクリームを手放せないほど。あるとき、同僚が肌のカサツキを防ぐのにバスタブに砂糖を入れて入浴すると聞き、自身も試したところ、肌がしっとりやわらかくなるのを実感。すぐれた保湿力は、アトピーに悩む愛娘にもいいかもしれない。そう考えたのが、砂糖を使ったスキンケア開発の第一歩でした。実際、娘の肌にシュクレの前身となるシュガースクラブをやさしくなじませると、すぐにかゆみがやわらぎ、数カ月後には炎症が治まり、黒ずみも徐々に消えていったのです。株式会社アビサル・ジャパンhttps://www.abyssal.jp

  • 17Nov
    • 蒟蒻ゼリーを試食してみたの画像

      蒟蒻ゼリーを試食してみた

      ※こちらの記事は2019年、S.K.Y 21 Marketing Pte Ltd様が運営されるECサイト内のブログ掲載用に執筆しました。主な顧客であるシンガポールの消費者の為に、蒟蒻ゼリーとは何かを認知してもらい販促に繋げる事を目的としたPR記事です。(掲載時の原文記事は英文です) 今回は、オリヒロの蒟蒻ゼリーのスタンディングパックのテイスティングレビューをお伝えします。私達のウェブストアでとても人気のある商品です。蒟蒻ゼリーはとても豊富な種類があります。今回は、カロリーゼロの葡萄味と低カロリーの桃味を紹介します。その前に蒟蒻ゼリーについてご説明をします。蒟蒻ゼリーって何? ゼリーと言うと欧米やカナダではパンなどにぬるジャムを指します。しかし、蒟蒻ゼリーはそれとは異なります。食感は欧米やカナダで販売されているジェロ(Jello)に近いかもしれません。しかし、それよりもっと歯応えがあり滑らかです。ジェロはゼラチンを使用して作られますが、蒟蒻ゼリーは蒟蒻の粉末で作られています。ゼラチンは動物性タンパク質から作られたものですが蒟蒻は植物性(蒟蒻)です。ベジタリアンの方も安心して食べることができます。腹持ちが良いのでダイエットにおすすめ 蒟蒻ゼリーの主成分はグルコマンナンという水溶性食物繊維です。食物繊維は胃のなかで水分を吸収して膨張します。そして小腸へとゆっくりと時間をかけて移動します。消化のスピードが緩やかになることで空腹感を感じにくくなります。よって、間食を防ぐことができ1日に摂取するカロリーを少なくすることができます。スタンディングタイプはオフィスワーカーに人気 蒟蒻ゼリーのスタンディングタイプはオフィスワーカーに人気です。キャップがついているので、オフィスで一度に全部食べきれない場合でもキャップを閉めて鞄に入れて外出先で食べることもできます。また、片手で手軽に食べることもできるので忙しいオフィスワーカーにはスタンディングパックは便利な形状と言えるのでしょう。それでは、早速試食をしてみます。オリヒロ蒟蒻ゼリー葡萄味 カロリーゼロ(スタンディングタイプ)商品情報 製造元:オリヒロ カロリー:ゼロ フレイバー:巨峰  それでは、キャップを開けてみましょう。キャップを開けると直ぐにみずみずしい巨峰の香りがします。本物の巨峰の香りを嗅いでいるようです。さっそく食べてみます。すごいですね!芳醇で新鮮な巨峰の味が口いっぱいに広がります。ゼリーと一緒に葡萄の果汁も溢れ出しとってもジューシーです。ゼリーの食感がとても歯応えがあるので、本物の葡萄の果肉を食べているように感じます。とても美味しいです!<※注:食べる時は吸い込むのではなく、パウチを指で押してゼリーを押し出して食べて下さい>中のゼリーをスプーンにのせてお見せします。こんな感じです。プルプルのゼリーとフルーティーなジュースが入っています。オリヒロ蒟蒻ゼリーの特徴は本物の果実にとても近いフレイバーとユニークな食感です。一度食べると癖になる味と食感です。1パック食べ終えると空腹感が満たされました。これがカロリーゼロとは信じられません。ダイエット中の人におすすめです。オリヒロ蒟蒻ゼリー桃味49Kcal(スタンディングタイプ)商品情報 製造元:オリヒロ カロリー:49Kcal フレイバー:桃  それでは、キャップを開けてみましょう。フワッっと桃の甘くてみずみずしい香りが漂います。本物の完熟した桃の香りを嗅いでいるようです。さっそく食べてみます。 桃の爽やかな甘さが口いっぱいに広がります。ゼリーと一緒にフルーティーなジュースも溢れ出してきます。これは、桃が大好きな人も大満足していただけると思います。<※注:食べる時は吸い込むのではなく、パウチを指で押してゼリーを押し出して食べて下さい> 中のゼリーをスプーンにのせてお見せします。こんな感じです。プルプルのゼリーとフルーティーなジュースが入っています。こちらもとても美味しいですね。新鮮な桃を食べているようなフレイバーを感じます。適度な弾力がある食感も楽しいです。カロリーが49Kcalと低カロリーですが1パック食べ終えると満足感が得られます。美味しくてヘルシーでお値段も低価格で嬉しいですね。 蒟蒻ゼリーはデザートとして、小腹がすいた時のおやつとしておすすめです。フレイバーも沢山あるのでダイエットをしている人も飽きずに続けられますよ。

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      日本で独自に進化を遂げたお酒チューハイ

      ※こちらの記事は2019年、S.K.Y 21 Marketing Pte Ltd様が運営されるECサイト内のブログ掲載用に執筆しました。主な顧客であるシンガポールの消費者の為に、チューハイとは何かを認知してもらい販促に繋げる事を目的としたPR記事です。(掲載時の原文記事は英文です)チューハイとは? チューハイとは、日本で独自に進化していったアルコールドリンクです。焼酎もしくはウォッカなどの無色で臭いの少ないお酒をベースに炭酸で割り果汁などを加えた飲みものを指します。チューハイの語源を辿ると1955年まで遡ります。 この頃、日本ではウィスキーをソーダで割った「ハイボール」が流行していました。そのさなか、ベースの酒をウィスキーから焼酎に置き換えた「焼酎ハイボール」も自然発生的に飲まれるようになりました。その焼酎の「酎」チューとハイボールの「ハイ」を合わせてチューハイと言う名前が誕生し日本全国各地の大衆酒場で広がっていったと言われています。チューハイが日本の居酒屋で人気の理由 チューハイは居酒屋で老若男女に人気があるアルコールドリンクです。その理由は、価格が安いと言うのと、健康的という理由からだと言えるでしょう。チューハイの材料はシンプルで焼酎と炭酸と果汁などです。また数年前に日本で「糖質制限ダイエット」が大流行しました。糖質ダイエットではビールを飲むことが制限されます。しかしチューハイは、糖質はほとんどないので糖質ダイエッターでも飲むことができます。 チューハイの種類はいろいろありますが、代表的なのが生レモンチューハイ(お店によってはレモンサワーとも言われます)や生グレープフルーツチューハイです。居酒屋で生レモンや生グレープフルーツチューハイを注文すると1/2にカットされた生のレモンやグレープフルーツと小さなスクイーザー、そしてジョッキのチューハイが出てきます。そして、自分でフルーツ果汁を搾り、それをジョッキに注ぎ入れマドラーでかき混ぜてから飲みます。フレッシュでビタミンC豊富なチューハイなのでとても人気があります。 ドライで柑橘系の味が主流だった缶チューハイですが、1989年に桃やリンゴ味などの甘い系缶チューハイが登場します。アルコール度数は4%になり、お酒があまり強くない女性やドライ系のお酒が苦手な人を中心に爆発的にヒットしました。その後、1999年からビールメーカーが缶チューハイ市場に参入しはじめます。ビールメーカーは、これまでの缶チューハイの価格より3割ほど安く、アルコール度数も7%を維持し、しかも味のクオリティーも高い商品の販売を開始しました。 ビールメーカーの勢いは凄まじく5年間で缶チューハイの消費量が5倍近くに拡大しました。そして2001年、缶チューハイの市場を大きく飛躍させ牽引することになる「キリン氷結シリーズ」が誕生しました。キリン氷結は、缶チューハイの革命児と言っても過言でもありません。ある画期的な選択をすることで缶チューハイの可能性を新たに広げたのです。このお話の続きは近日中に公開します。お楽しみに。

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      缶チューハイの革命児「キリン氷結」

      ※こちらの記事は2019年、S.K.Y 21 Marketing Pte Ltd様が運営されるECサイト内のブログ掲載用に執筆しました。主な顧客であるシンガポールの消費者の為に、チューハイとは何かを認知してもらい販促に繋げる事を目的としたPR記事です。(掲載時の原文記事は英文です)今回は、2001年から販売を開始したキリン氷結がどのようにして缶チューハイ市場に革命をもたらしたのかをお伝えしていきます。缶チューハイについては、以前の記事「日本で独自に進化を遂げたお酒チューハイ」で触れました。まだ、読んでいない方は是非チェックして下さいね。焼酎ベースからウォッカベースへ キリン氷結は、チューハイ=焼酎ベースという概念を覆した商品です。ベースのお酒を焼酎から、ほとんど無味無臭のウォッカに変えたのです。キリンの酒造技術研究所の調査によると、缶チューハイ市場が拡大しはじめた1999年当時、缶チューハイは若い世代の消費者の獲得に苦戦していました。それは「飲みやすさ」「若い世代にぴったりなスタイリッシュさ」というニーズに応えられていなかったからです。 そこでキリンは自社初の缶チューハイを開発するにあたり「スッキリと飲みやすい味」「現代的で若々しいイメージ」「高品質で個性明解なブランド」をコンセプトに商品開発をはじめました。ベースをウォッカに変えるという斬新な選択に加え、フレーバリングでは香料主体ではなく、キリンが独自に開発した「氷結ストレート果汁」を使用しました。 そして缶のデザインにもこだわりがあります。「ダイヤカット缶」と言われるこのデザインは当時とても斬新でした。「氷結」という名前の「氷」はアイスと言う意味です。氷を連想させるようなデザインであるのと同時にこのデザインの役割は他にあります。それは、缶を開封する時に「パキッパキッ」と言う音が出るので、それが氷の割れる音を連想させ飲む前から爽快感を与える役割をしているのです。そして大ヒットへ 斬新なアイデアと高度な技術そして飲料の専門家達の英知の結集によってキリン氷結は2001年に誕生しました。従来の缶チューハイの常識を根底からくつがえしたこの商品は、見事に若者の心を捕え爆発的にヒットし缶チューハイ市場を牽引するリーダーとしてのポジションを獲得しました。そしてリキュールベースの氷結やアルコール度数9%の氷結ストロング、糖類、プリン体、人工甘味料ゼロの氷結ZEROなど商品に様々な付加価値を生み出していきます。 2019年10月現在、日本国内で販売されている「氷結シリーズ」は33種類にもなります。(期間限定販売を含む)キリン氷結の誕生をきっかけに、缶チューハイ市場に「脱焼酎」の波が押し寄せましました。フレイバーも桃やリンゴなどの甘い系や、度数も3%と低いものから9%と高いものまで様々なスタイルが次々に登場していきました。細分化した消費者ニーズを堀さげながら缶チューハイ市場は現在も成長し続けています。昨今ではシンガポール、韓国、台湾など海外にもファンを獲得し始めています。他にはないフレッシュなフルーツフレイバー キリン氷結を紹介するにあたり、あまりにも多い魅力に何からお伝えして良いのか迷うほどです。その中で最もお伝えしたいのは「氷結ストレート果汁」についてです。加工食品に一般的に使用される果汁は「濃縮還元果汁」です。濃縮還元果汁は搾汁後、水分を飛ばして体積を5分の1〜10分の1まで小さくすることで輸送の効率が上がるというメリットを持ちます。しかしその一方で果物の新鮮な香りは水分と共に失われてしまいます。「氷結ストレート果汁」は収穫した果実を搾汁して急速凍結するシンプルな工程で製造されます。水分は飛ばしていません。よって果物の水分に含まれるフレッシュな風味を感じることができます。「氷結ストレート果汁」を例えるならば、ジャムではなく生の果物です。キリンは、このストレート果汁の風味を最大限に活かす為に味に癖のある焼酎ベースをやめ替わりにほとんど無味無臭のウォッカをベースに選んだのです。

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      宅飲み文化とストロング系缶チューハイの人気

      ※こちらの記事は2019年、S.K.Y 21 Marketing Pte Ltd様が運営されるECサイト内のブログ掲載用に執筆しました。主な顧客であるシンガポールの消費者の為に、「チューハイの日本流飲み方」を紹介しました。日本のお酒文化や流行を紹介すると言う視点で書き商品自体に興味を持ってもらう事を目的としたPR記事です。(掲載時の原文記事は英文です)今回は「宅飲み文化」についてご紹介します。どのようにしてこの文化が日本に根付いたのか。それは缶チューハイ市場の拡大が関係していると言えるでしょう。缶チューハイについては、以前の記事「日本で独自に進化を遂げたお酒チューハイ」で触れました。まだ、読んでいない方は是非チェックして下さい。きっかけは若者の居酒屋離れ 20年ほど前の日本では、「ノミニケーション」が盛んに行われていました。「ノミニケーション」とは、特にサラリーマンの間で使われる言葉です。終業後に上司や先輩と居酒屋やバーに出かけ、お酒を飲みながら交流を深めるという習慣です。お酒に酔うと、会社では見ることのできないその人の人間性を垣間見ることができます。そして普段は上司に言えなかった本音を言えたりもします。 ノミニケーションで、お互いを深く知り理解を深めることで会社での連携を高め、競争力や生産性を上げるために役立つ方法でした。 しかし、昨今では20代から30代の若者の多くはこのようなコミュニケーションを好まない傾向があります。理由は、「社外でもコミュニケーションを取るのが面倒」「お酒が強くないので行きたくない」「上司がタバコを吸うのでその場にいるのが辛い」などです。お酒を飲むことが好きな若者は「自宅でインターネットを楽しみながら一人で飲みたい」もしくは「自宅に友人を招きお酒を飲みたい」などという傾向があります。その結果「宅飲み」の文化が若者を中心に定着していったと言えるでしょう。「宅飲み」とは「自宅」(Jitaku)の「宅」(taku)と飲み(Nomi)を合わせた造語です。昨今では日本で一般的に使われる言葉です。もう一つの宅飲み文化の始まりのきっかけは、ほろよい 「ほろよい」は、2009年に発売されてから若者を中心に人気のロングセラー缶チューハイです。サントリーは「お酒を飲んだことがない20代前半の若者」をターゲットに定めてほろよいを開発しました。当時の若者の多くはアルコール飲料に対しネガティブなイメージを持っていました。日本では、成人して社会に出ると最初に経験するアルコールはビールである場合が多いと言えるでしょう。そのビールは若者には苦すぎる味で、アルコール度数は5.5%程度が主流で強すぎます。また、ビールはおじさんが飲むもので「ダサイ」というイメージがありました。そんな彼らのニーズに応えたのが缶チューハイのほろよいでした。 ほろよいは、適度に甘くアルコール度数も3%と低いので、お酒を初めて飲む若者にもすぐに受け入れられ大ヒット商品となりました。ほろよいは、特に若い女性を筆頭に人気が出始めました。その理由は缶デザインが可愛い事、そしてテレビCMが関係していると言えるでしょう。人気女優が可愛い部屋着で自宅のソファーで一人ほろよいを飲むというCMの演出が「オシャレ」という印象を若い女性に与えたのです。このサントリーのブランディングも、「自宅で缶チューハイを飲む」という習慣を広げるきっかけを作ったと言えるでしょう。安価で酔うことができるので経済的。ストロング系缶チューハイの人気が加熱 現在、日本ではストロング系の缶チューハイの人気が加熱しています。ストロング系の缶チューハイはアルコール度数が9%でドライな味というのが主流です。ある調査機関によるとストロング系缶チューハイを選ぶ最も多い理由は経済的だということです。多くの消費者から「今までは酔うのにロング缶(500ml)を2本買う必要があったが1本で充分に酔える」という声を聞きます。居酒屋やバーで強いアルコール度数のお酒を飲むと高上がりですし、酔った状態で地下鉄やバスに乗って家まで帰るのは面倒ですよね。しかし、ストロング系缶チューハイを1缶買って自宅で飲めば、すぐに酔っ払ってそのままベッドに倒れこみ寝ることができます。また、中高年の日本人は夕食時に酒の肴と一緒にお酒を楽しむ傾向があります。ビターテイストのストロング系缶チューハイは酒の肴や食事に良く合います。そう言った理由から中高年にもビールの替わりにストロング系が支持されており、人気沸騰の一因になっているとも言えるでしょう。