クラシック音楽を学ぶのに【アメリカ留学の価値】があるのでしょうか?
私が留学する時、なぜアメリカに行くのか聞かれました。その時はその道が開かれたから決めたのですが、そのお陰でプレスラー先生という人生を変える師に出会い、インディアナ大学という素晴らしい学校で学ぶ事ができました。今では英語を使って世界中の人達と知り合い、またお仕事をさせて頂いています。
(プレスラー先生、バイオラの同僚達と)
というわけで、アメリカで学ぶ利点を思いつくままに挙げてみます。
1. 英語
- 外国語の中で一番馴染み深い言語なので、留学前に一から勉強しなくて良い。
- 英語ができる事で、将来の仕事範囲が世界中に広がる。
- 英語ができる事で、視野が一段と広がる。
- もちろん、英語をしっかり勉強してから留学する事をお勧めします。
- 特に論文を書けるようにしてきて下さい。
2. 著名な先生がたくさんいる。
- 世界中から著名な音楽家、演奏家、ピアニストが集り、各学校で教えておられます。
- 世界的スタンダードの教え方で教えて頂けます。
3. 音楽学部内に多種多様な専門コースがある
- 例えばインディアナ大学音楽学部の場合…
- 合唱指揮
- オーケストラ指揮
- 作曲
- オーディオ・エンジニアリング・サウンド・プロダクション
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映像音楽(映画、テレビ、ゲーム音楽)
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音楽理論
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音楽学
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音楽教育学
- ジャズ
- 古楽演奏
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オルガン
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ピアノ
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ピアノ伴奏
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弦楽器
- 管楽器
- 木管楽器
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声楽
- ギター
- ハープ
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詳しくは以下のページを見て下さい。
- 例えばバイオラ大学の場合は…
- 作曲
- ニューメディア(映画、テレビ、ゲーム音楽)
- 音楽教育学
- 演奏(弦楽器、管楽器、声楽、オルガン、ピアノ)
- 音楽療法
- 礼拝音楽
- 詳しくは以下をチェック
4. 音楽学部に種々の学位がある。例として…
- 学士
- BM : Bachelor of Music(音楽学士)
- BA : Bachelor of Arts in Music(リベラル・アーツの音楽専攻)
- BS : Bachelo of Science in Music(オーディオ・エンジニアリングなど)
- 修士
- MM
- MA
- 博士
- DM
- DMA
- PHD
- パーフォーマンス・ディプロマ
- アーティスト・ディプロマ
- マイナー(副専門)
5. 学び方の選択肢が多い。例えば…
- 短大、大学、大学院とも、条件を満たせば、誰でも何歳でも入学可。
- 途中で専門を変える事が出来る。
- 例:ピアノ演奏科から音楽療法科に転向など
6. 複数の学位を同時に取れる
- 2つの専門(Major)を同時に学べる
- 例:ピアノ演奏科+指揮科、音楽Major+心理学Majorなど
- 専門(Major)と副専門(Minor)を組み合わせられる
- 例:ビジネスMajor+ピアノMinor など
- 3つになると、きついかも知れません。
7. 自分のペースで勉強できる
- 大学は4年で卒業しなくても良い。
- F1ビザを保持するためフルタイムをキープすれば4年以上かかっても良い。
8. 奨学金を貰えば日本より学費が安くなる場合がある
- 最近、音楽学部の奨学金の額は年々上昇傾向にあります。
- 生活費を入れても日本より安くなる場合もあります。
- 大学受験、大学院受験の情報、奨学金の金額実例、獲得方法は以前の記事を参考にして下さい。
では以上参考にして下さい。