今月は、お雛寿司に続きまして
マクロビオティック懐石 やさい寿司 奥秋先生による、
【重ね煮】 教室を開催いたします。
重ね煮って何?
手法を説明する前に、
陰陽原理について説明する必要があります。
この世に存在するすべのものは、陰陽二面性の働きをもっています。
例えば、昼と夜、夏と冬、男と女、動物と植物、暑いと寒い、長いと短い、重いと軽い、広がると縮む、乾燥と湿度、垂直と水平、空間と時間、精神と肉体...など限りなくあります。
これらはお互いになくてはならないもので、片方があるから、もう片方も存在するということ。
それが陰と陽です。
詳しく調べていくと、、、
陰陽の原理は、食べ物、社会現象、経済、政治、物理、科学、医学、精神・・・・
とあらゆるものに精通し、
「宇宙の法則」として当てはまることが分かります。
陰陽原理については、お伝えし始めると限りなく長くなりますので、、
今回の重ね煮の調理法についてお話しを戻しますと、
その陰陽の部類のそれぞれの良さを生かす為に、
食材を1つ1つを丁寧に見分けて、各々のもつ個性を発揮してもらい、より美味しく健康的にいただくための調理法です。
例えば、
陰性のものは上へ上へと上昇(伸び上がる)する性質を発揮させるために鍋の中では下に置きます。
陽性のものは下へ下への下降(土の中へ育つ)する性質を発揮させるために鍋の中では上に置きます。
調味料は最小限、火力も小さくゆっくりです。
そうして鍋の中に1つの宇宙を生み出す調理法を【重ね煮】と言います。
純粋で自然の流れに逆らわらないので、
素材の栄養素が素直に身体に吸収されます。
奥秋先生のマクロビオティック懐石や、やさい寿司の仕込みには、
ほぼ重ね煮が使われているそうです。
素材のエネルギーを生かし、
地球にも身体にも優しい調理方法を学ぶ。
奥秋先生の駄洒落トークも毎度楽しみで仕方がありません。
調理法は、専門家レベル。
1つ1つの素材の触れ方や、扱い方、美しく丁寧であります。
直接目で見て触れ、温度や香りを体験し、正しい調理法を学ぶことができます。
第1回目は、一昨年に初開催し、皆さまと大賑わいのひとときでした。
今回ご案内の第2回目。
今後も少人数の開催を基本に、継続してご案内させていただくこととなりました。
ぜひ未だ数名ご案内できます!
(すでに口頭でご案内して半数埋まってしまいました)
ご予約はお早めにどうぞ
ご案内場所は、還元のバランスを整えるために建設された、
麻炭建築【天羅】にて開催いたします。
◾︎日時
2021年2月27日(土曜日) 14:30~18:30 ◎ご案内中 満員となりました。
(15分前〜会場)
◾︎場所
天羅 ~麻炭天然建築 ヒーリングサロン~
最寄り駅・京王新線 幡ヶ谷駅より徒歩約8分
※詳細は参加者の方に追ってご連絡します。
◾︎定員
6名
◾︎参加費
8,500縁
(作った重ね煮をさらに調理してミニ懐石風に仕上げます。)
◾︎持ち物
筆記用具
エプロン
持ち帰りの場合は、容器
◾︎申し込み方法
下記メール、
主催 万菜美まで
下記3点のご連絡をお願いします。
amara8mana@gmail.com
①お名前
②参加人数
③ご連絡のつきやすい電話番号
折ってお申し込み内容や住所を返信いたします。
◾︎支払い方法
当日現金にてお支払いください。
◾︎その他
◾︎キャンセルポリシー
前日~ 50%
当日~ 100%
◾︎主催
万菜美 【天羅】主宰
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◾︎講師プロフィール
料理人 奥秋浩一(おくあきこういち)
栄養学ジャーナリスト・丸元淑生(まるもとよしお)氏の著作に触れて、伝統的な日本の食文化の重要性に目覚め、無水鍋による料理法を始める。
その後自然食をされている方々とご縁を頂いて「食養」「マクロビオティック」の世界を知り1995年より穀物菜食団体「蒼玄」にて菅藤祥江先生、秀治先生 に師事、本格的にマクロビオティックを実践し始める。 数年の内に、心身ともに劇的な変化を体験して食の重要性を体感する。
2002年から2009年まで、マクロビオティックの宿「河口湖アルカンシェール」にて、総料理長で「リマ・クッキングスクール」の校長をされていた故 松本光司(まつもとみつし)先生のもとで、調理業務に就く。
現在「やさいのおすしや」として、イベント出店・ケータリング・「精進懐石寿司教室」「醗酵甘酒教室」など出張料理教室を開催している。酵素玄米マイスター。
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