お伝えしたい事  | 万菜美 ~manami~

万菜美 ~manami~

日本発祥 ハンモックヨガ®︎考案者
麻炭建築【天羅】ヒーリングサロン主宰

(記事公開後に不明な方からコメントをいただいた件で)
*この記事をご覧になり、ご批判なさる方もいらっしゃるかもしれませんが、あくまでも私の出来事において感じたハンモックに対しての思いと、ヨガに対する敬意を持って表現しております。
お気を悪くなさった方がいらっしゃいましたが、心から深くお詫び申し上げます。
この記事は、過去のものとなってまいります。ご指摘してくださった方々が理解をしていただけるよう、今後も誠心誠意を持ってハンモックヨガのクラスを行わせていただきます。

あまりブログで日々の出来事を記載しないのですが、
今回、残念な事があり、改めて心を正してお伝えするべき内容だと思い、ハンモックヨガ®へお越しになってくださっている方々、及びこのblogを御覧いただいている方々へお話させて頂きます。

(長いです目

実は数ヶ月前からハンモックヨガ®を始めている、船橋のスタジオにおいて、私以外の講師がハンモックを使った柔軟体操、筋肉強化レッスンを行うと告知し、写真で公開しているのをスタジオのHPが公開された後に知りました。

この事を知らさせた瞬間、私は驚き、そしてがっかりしてしまいました。

ハンモックを使ってヨガをする、この事を私が始めたきっかけは、今の夫である里山ハンモック みちやまとの出逢いから始まりました。
調布にある緑いっぱいの公園や野外のイベントでハンモックを吊って人を集め、ハンモックを多くの方々に体験してほしいと行動し続ける彼の活動は、素晴らしいなと思いました。

私が始めてハンモック(正規の乗り方なのでレッスンの乗り方とは異なります)に乗った瞬間の身体への開放感、満ちあふれてくる笑顔、様々な感覚。これは今でも忘れません。そして、ヨガの学びを深めていくに辺り、ヨガの大切な要素となる"自分自身を受け入れ、そして知ること"の方法がハンモックを使うことによって、年齢、経験、関係なく感じていただけるきっかけに繋がるのではないか、と私は考え、身体の構造、身体の内面、ヨガのアーサナ(動き)、自然治癒の方法、東洋医学からの視点、様々な経験を重ねて、ようやくハンモックヨガ®といういわば私のオリジナルの理論に基づき、ハンモックを使ったヨガが誕生しました。

現在、私達夫婦は生活においても、彼が手編みしてチェア型のハンモックで食事をし、こうしてblogを書く椅子もハンモックを体験しながら過ごしています。
日々、体調の変化によってハンモックに身を預けたときに感じる変化を自らもって観察し、それを経験に生かすべきだと思っています。

ハンモックヨガ®を始めるに辺り、ヨガの指針を深く取り入れる事だけではなく、ハンモックの扱い方、作り方、手編みすることの経験、それらを全て知識と経験として行い、慎重に慎重に提案してまいりました。
【始めて手編みした ミニハンモックの記事】*ここをクリック目

*みなさんもご興味があればぜひ体験してみてください^^

当初はスタジオはなく、家具屋さんの倉庫でイベントレッスンを行っていました。
(当時はハタヨガの後に少しハンモックを使ったポーズを行う程度)
【ハンモックヨガ®が誕生した場所の記事(2012年10月の記事)】*ここをクリック目

スタジオでクラスを始めたのは、2011年にyahiro8主宰の木村氏とからだの時間 主宰オカザキ先生からハンモックにご興味を寄せていただき、ぜひクラスをやってみないかとのお声がけをいただいたのがきっかけ。その後、長くお世話になっています。

そして今ではご存知の通り、StudioMOVE主宰 柔軟のスペシャリスト 八田永子先生との出逢いから、StudioMOVEは現在ハンモックヨガ®の活動の本拠点とさせていただいております。

八田先生は柔軟の専門家としての経験、知識から、ハンモックの構造を大変深く学ばれ、そして先生のあらゆる観点から独自の方法を生み出し、ハンモックストレッチ(®申請中)を始められました。BODY WORKのメソッドは深く、そして様々な角度から日々学んでいらっしゃり、そして指導力も素晴らしい方です。

私は八田先生とそして八田先生が伝授なさっている方々と共に、ハンモックをいかにして使うことが身体にとって安全で効果的なのか、それをお互いの方法論をお互いに必要な範囲でシェアし、お互いに尊敬し合いながらこれ迄歩んできております。

つまり、何を伝えたいかと言うと、スタジオでハンモックを使ったクラスを行うこと、それはハンモックを使い始めた経験者/指導者と共有すべきであり、年齢/その方の経歴、関係なくハンモックに対する知識と経験が必要だと思っています。
お受けになる方が間違った扱いで、ハンモックが壊れたり、怪我になったり、事故になったり、変な身体の使い方で歪んだりすることが一番残念なことなのです。

八田先生のblogへも同じような内容が記載されています。
【2013年7月5日掲載記事 "ハンモックストレッチ(®申請中)ほぐれっチ®について】
*ここをクリック目


今回、ハンモックをスタジオ所有者の"物"として購入され、今後"スタジオの所有物"として様々なクラスに導入し、扱う可能性があると言われたこと、これを聞かされた時、ハンモックを寝具として生活の一部として扱われる為に、丁寧に編んでくれたハンモックの制作者に申し訳ない気持ちになったこと、そしてこれまで大切にしてきているハンモックの扱い方に対する責任をこなごなに砕かれた感覚になりました。

ハンモックを自分の生徒さんに体験して欲しい、そして自身の考えで使っていきたいと思われ、導入されたいお気持ちは分かりますが、クラスとして行い、人へ指導する上で、法的そして契約書面などでは記載できない指導者としての"ルール"があるのではなかったでしょうか。

船橋のスタジオにおけるハンモックヨガ®以外のハンモックをつかったレッスン指導及び取扱い方法は、一切ハンモックヨガ®講師の万菜美及びハンモックストレッチ(®申請中)講師の指導は受けておりませんので、ここに表明させていただきたいと思います。

ハンモックヨガ®は、里山ハンモックと共に考案した独自の幅で行っております。
この幅でハンモックを扱い、レッスン目的で扱う為の講師の養成は、今後きちんと準備が整い次第、進めさせていただきます。

スタジオの幅でハンモックをご自宅に取り付けたい、ご相談を多数受けておりますが、里山ハンモックが販売している手編みのハンモックは、"道具"や"物”、"遊具"ではないことをきちんとご理解の上、ご利用ください。

こういった内容の記事を掲載すべきか、否か、約1ヶ月、悩みました。
しかし、事実は伝えていかなければならない事、そしてそのタイミングは常にやってくるものだと学びました。
私自身が他のスタジオでハンモックを使うことの準備や配慮が不足してしまったばかりに、こんな記事を掲載しなければならなくなった事も残念な思いでいっぱいです。

八田先生のお言葉を引用します。
「誰が元祖とか、そういうことは問題では無いです、何をどのように行なっているか、という質の問題です。それを私達は突き詰めたいだけです。思いをね、大切にしたいです。」

絆って大切ですね。八田先生ともみちやまとも、関わってくださっている方々とも、深い繋がり、感じることができました。

最高の人間関係とは、
お互いを必要とする気持ちよりも、
お互いを愛する気持ちのほうが、
上回っているものであることを、
忘れないようにしなさい。
-ダライ ラマ 14世-

これからも日々誠心誠意もって学び続け、自分自身に与えられたクラスを精一杯行い、理解を越えた穏やかなクラスを行ってまいりたいと思います。
今後共、関わってくださる皆さま、そしてクラスへご参加くださる皆さま、一緒にハンモックちゃんを楽しんでまいりましょうニコニコ

最後まで読んでくださった皆さま、心から感謝します。

ハンモックヨガ 主宰/講師
万菜美