暮れも押し迫る12月27日、

初めての初回相談セッションを行いました。

 

依頼者は、なんと、同僚。

 

といっても、毎日会う人ではありません。

 

うちの組織は説明すると長いのですが、

海外に100の拠点があり、国内にも15の拠点があり、

私の働く東北センターはさらに各県にデスクを配置している(宮城県除く)。

 

そのデスクの一人、Eさん。

彼女、初めて

「ワークショップ相談乗って下さい。」

 

と、自分から言って来てくれたひとです。

 

それもうれしかったけれど、

とにかくその初回相談がすごーくいい時間だったの!!

 

30分の予定で、結局45分。

・自己紹介

・現状把握

・望ましい状態

という基本3つのテーマを、以下のような質問で聞きました。

 

「今までに出席したワークショップや参加型の研修を教えて下さい」

「印象に残っているワークショップ、もしくはファシリテーターはいますか?」

「ワークショップやファシリテーション関連の書籍を読んだことはありますか?」

 

そして、

「目指すファシリテーター像はありますか?」

さらに

「今回依頼した理由や背景は???」

 

今までに参加したワークショップは、

まちづくり、女子教育、理科―社会など教科横断教育に関わるもの、ジェンダー、NPOマネジメントに関わるものなどなど。

 

その中で、

まちの魅力や見どころを、どうやって外国人に伝えるか、というワークショップ

 

が印象に残っている、と。

とにかく頭をフル回転して考えたんだって。

 

そのワークショップでは、

EさんのグループはEさん以外みんな外国人。

モデレーターと通訳が各グループに張り付き。

でも、英語で大体コミュニケーションは取れていたそう。

 

でも、必要以上に通訳をして時間がかかっているな。。。と思ったら、

全体ファシリがうまーい具合に進行していたんだって。

 

ワークショップやファシリテーションについて学んだことはなく、

 

依頼した理由は、

 

圧倒的な信頼」

 

ひぃぃ、なんて嬉しいー。

 

信頼って、築きあげるのは大変だけど、一瞬で崩れるよね。

以前どこかの誰かが言っていた言葉が頭をよぎる。

気が、引き締まります。

 

そして、圧倒的まで行かなくとも、

依頼に至るには何らかの「信頼」が必要なんだな。

 

また、Eさんの仕事の中で、

国際協力を知ってもらうための講座があるんですが、

「こういうテーマはいかがですか?」というモデルのワークショップを今回作って、

広げていきたい、という希望を持っているとのこと。

 

ワークショップの中身については、

来週以降一緒に考えていくので、

そのタイミングでこのブログで紹介します。

 

最後に、Eさんから頂いた、今回の相談の感想を載せます。

 

「…って気づいた」

っていうのは、ファシリテーターとして、一番うれしい言葉なんですよね。

 

2019最後のセッション、

2020、いい年になりそうな予感を与えてくれた、忘れられない時間でした。

 

Eさん、ありがとう!!

 

==以下、感想。原文ママ(少し改行と色付けし見やすくしました)==

 

初回無料相談を受けた感想は、

理想のワークショップやファシリテーターについて考えたときに、

 

今まで気が付かないうちにたくさん参加していたことに気が付いたし、

普段の日常から一歩外に出た仲間と頭をフル回転させる機会を持ち、

日常につなげる機会にしたい

 

という想いを持っていたと気が付きました。

 

何を話すかばかり考えていましたが

参加者との場づくりトータルで考えること、

普段ワークショップは完璧に準備した人しかできないのでは、

と思っていましたが、

相談を通し、どんどん試す機会を持つ勇気が出ました。

 

ありがとうございます。

 

==感想ここまで=======================