今日は娘っこのスイミングが夕方からで
二人でまったり過ごしました。
娘っこが宿題をしている間、
宇津井健さんの追悼番組かな?
「東京物語」を観ました。
小津安二郎監督の映画をリメイクした作品で、
原節子さんが演じた役を松たか子さんが
演じていたと、ネットで知りました。
原作では、夫を戦争で亡くしたようですが、
現代の設定でジャーナリストの夫を
取材中に亡くしたとなっていました。
まだ若くて綺麗な未亡人になってしまった嫁を
義両親が心配しており、
嫁は夫亡き後も義両親を気遣う。
実の子供達よりも優しく接していました。
義母である八千草薫さんが東京から尾道に戻り
すぐに亡くなってしまった後に
義父の宇津井健さんと嫁の松さんの会話で
思わす涙が出ました。
ここからは、番組感想ではなく、
私の主観によるものですので、
しっくり来ないかもしれませんが
ご容赦ください

「あなたも、いい人が現れたら
いつでも幸せになっていいんだからね。
充分なことしてもらえたから。
今のままだとこちらの方が苦しくなる。」
というようなことを義父に言われた嫁が返します。
「この頃思い出さない日さえあるんです。このままこうして一人でいたら一体どうなるんだろうと
夜中にふと考えたりすることがあるんです。一日一日が何事もなく過ぎていくのが
とっても寂しいんです。
私はずるいんです。
こんな気持ちをお義母さんに言えなかった私はずるいんです。」
義父の気持ちも嫁の紀子の気持ちも
わかるような気がして、
なんだかせつなくなりました。
実は、(若くも美しくもないけど
)

私も義父母には
「mayoちゃんには再婚してもらわないと!」
と度々言われてますが、
これはしてほしくない気持ちの表れだと思います(笑)。
さみしいから、常にこういうことを口に出しちゃうのかなー。
「もー、そんなこと言って!
私はそんなことしませんからー。」
と言う度にホッとされてるように感じます。
ご縁があって義理の親子になって、
娘っこにとっては大事なじーじ、ばーばだから
これからもできる限りのことは
助けになりたいとは思っています。
そうは思いながら。
紀子のように考えない日は一日もない
ということもないわけで。
先の見えない不安は持たないことにしましたが
一人でいることは、どうしたって
二人でいた時よりも
さみしいわけで。
ふと偶然観た「東京物語」に
ドキッとさせられてしまいました。
とりとめもないお話でしたが。
今日の記録に書いちゃった
