「寛容さ」と躾 | mayoの徒然日記

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はじめまして。
mayoです。

2012年9月7日に愛するパパが7年間の闘病の末に天国へ旅立ちました。
さとう式リンパケアに出会い、誰でも楽な身体を手に入れられることを1人でも多くの方にお届けしたいと思い日々精進してます^ - ^


Hさんの話の続きです。

親がおちいりがちなケースが
この子は◯◯だから、こうしてあげなきゃ
この子は△△だから、私が見てないと

と何もかも決めつけてしまい
先回りしてしまうことなんだそう。
子供が自らやりたいことを
言い出せなくなり、
親の顔色を伺うようになってしまうとのこと。


日本人は、 
「人様の迷惑にならないようにしなさい」
と言われて育つことが多く

海外では
「人の役にたつ人間になりなさい」
と言われることが多いそう。


迷惑って、その人によって
何が迷惑なのか捉え方が違うから
何をしてもダメ、ダメ、と言う
子育てになってしまいがちだけど

役にたつことは些細なことでもあれば
褒めてあげられて、
子供自信も達成感があるから
よい影響を与えるのでしょうね。
例えば、バスや電車でお年寄りに
席を譲るとか、
車椅子の方がドアを出るまで
ドアを開けて待っててあげるとか
ママの家事を手伝うとか
日常の中にできることはたくさんあります。

ダメなこととできることなら
できることを数えた方が断然気持ちよくて
その子の自信になりますよね。


お利口さんにしなさい、
ちゃんとしなさい、も
子供を惑わせる言葉だから
なるべく言わないようにしてますが
口にしてはっとすることもあります。
子供がわかる言葉で伝えるって
難しいですね。


必要なのは、あれこれ手を貸すことではなく
口を出すことでもなく、


「寛容さ」と必要な躾ができれば
育児はOK。


「寛容さ」って、前記事のように
子供との距離間を一定に保ち、
スペースを広く持っていること。


スペースというのは、
一つの出来事があって、言葉にするまでに
自分の中で受けとめる間のことで。

そのスペースが大きい人は 
器が大きくて
スペースが小さい人は
器が小さい
ってことになるそうです。


例えば、私は牛乳をこぼされて、
「こら!!ちゃんと見なさい!!」
咄嗟に言ってしまいがちです。

牛乳は拭くのも残っても臭くなるし
面倒だからお茶をこぼすより
声が荒くなります(笑)
でも、それって私の都合で怒ってるよね
と後で反省するのですが、、、


これを
こぼされて

「あーあーこぼしちゃった。
なんでこぼれたと思う?
どうやって食べたらよかったかな?」

とのんびり聞いてあげて


「コップは手前じゃなくて
奥に置いて食べようね。
肘があたるもんね。」

「ごめんなさい。」

「はい。次からちゃんと見ようね。」


と時間をかけてたどり着けば
怒号にならない、ということでしょうか。


これは、わかっていても母親には
難しい課題ですねー


このスペースを持つように心がける
つまり寛容さを持つことと躾さえできれば
あれこれすることはない、
とHさんは仰ってました。


声を荒げずに果たして
何時間すごせるか、、、
毎日記録しておくのも
面白いかもしれませんね(笑)