手術する前のお話です。~
この日、執刀してくれる外科部長に私一人で面談をお願いしていました。
CTの結果や、術前説明を受けた日に聞けなかったことを聞きたくて。
「先日は、本人がいたのではっきりと言えませんでしたが
かなり悪くなっていますね。
」「人工肛門の手術ができるかどうかも
まだわかりませんが、
もしできたとしても。
もともとのご病気は。
癌の治療事態も厳しいでしょう。
これからは緩和の道も考えることを
オススメします。」
在宅看護やソーシャルワーカーをお願いすることになりそうです。
でも、パパにはまだいえない。
手術の前にやる気をそぐようなことは言えない。
だから、このことはブログにもしばらく載せずに
下書きにしておきます。
これは、術前に書いて公開してなかった記事です。
今、読み返すと、よくぞこの時、
面談の後、パパのとこに戻れたな、と
我ながら感心してしまいました。
話は現在に戻ります。
今日5/24は、外科部長との面談でした。
パパはストマに慣れようと前向き。
少しずつご飯も進み、今日からは
五分粥になりました。
「どうか、厳しいことは本人には
言わずに希望を持てるように
話してほしいんです。」
看護師さんにコッソリ
お願いしてました。
嘘を言うわけではないから。
スパッと厳しいことを
先生と私の二人で面談の時に
言われていたので、
パパには優しい話し方で
本人の意志を尊重した方向で
説明してほしいな、と思いました。
実は、朝からドキドキしてました。
散歩から戻ったら、外科部長が
手術を終えてナースステーションに寄られたところで、挨拶したら、
「あ、もういらしてたんですね。
じゃあ、準備できたら、お呼びします。」
テキパキと言われました。
面談は4時の予定でしたが、
3時に始まりました。
つづく。