予定している放射線治療 | mayoの徒然日記

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はじめまして。
mayoです。

2012年9月7日に愛するパパが7年間の闘病の末に天国へ旅立ちました。
さとう式リンパケアに出会い、誰でも楽な身体を手に入れられることを1人でも多くの方にお届けしたいと思い日々精進してます^ - ^



今日、放射線科の先生と面談をして


詳しい検査後に放射線治療をはじめることに


なりました。




日本でも導入している病院は20程で、


関東では三病院で受けられる、という


トモセラピー
という放射線の装置を使用できるそう。






従来の放射線とは違う点は




○複数の患部に同時に照射でき、


○360度回転できるためがんの大きさに対応できる。


○正常な部位を痛めるのを抑えつつ悪い部分に線量を集中させるため、


○短時間での治療を可能にできる。






専門的な知識がないので、取りこぼしがありますが


簡単に説明すると、このような利点があるそうです。




もちろん、放射線での副作用も前提ではありますが、


パパには30日間の集中照射に耐えうる体力があると


認められたため、主治医の先生も


抗がん剤治療続行よりも、とこちらを進められたのだろうと


私は解釈しました。






パパは、シスプラチンの副作用がほんとに辛くて


抗がん剤の副作用よりは体力的に負担が少なくなるのでは、


と、とても意欲的に今後の治療に前向きな姿勢でいます。






昨年夏から再発・転移して治療してきた横隔膜あたりの


腫瘍はほぼ消失、と言っていいくらい小さくなった、と言われ


泣いて喜んだ一ヵ月後から横隔膜の少し下辺りに痛みが出て


2・3ヶ月の間にみるみる腫れて、硬くぽこっとシコリが出現しました。






再発の後にまた再発か?転移か?


パパと私は悶々と不安な日を過ごし、


「もし、限りがあると言われたら福岡に帰りたい」


と一昨日言われていました。






私は、最悪、そうなっても仕方ない。


でも、まだ治療方法はあるはずだから、


そう思うのはまだ早いよ、と返しました。




実際、シスプラチンが使えなくなったとしても


まだ他に抗がん剤はあるし。






主治医の先生の考えた結果が放射線治療だったのは


私とパパに希望を与えてくださったようなものです。




新しい治療。


最先端と言ってもいい機械。




トモセラピーの存在は知っていましたが、


肺や肝臓の真上にあった最初の患部では


放射線照射は難しいかも、と言われていました。


今回のしこりは肝臓に接してはいないし


筋肉の中で表面的にもできたシコリで現れたので


放射線が可能になったのかもしれません。






「臓器に転移しているわけではないし


筋肉の中にできた腫瘍だから、


急激に悪くなる、ということはないだろう。」




この言葉にどれだけ救われたでしょう。


もちろん、新しいシコリががんであることを予想していて


それが当たっていたことは残念なことですが、


がんがある、ということよりも


それが急激に悪さをする可能性が低い、


ということのほうが私たちには大事でした。






「ちょっと、希望が見えて安心した。」


と言う私に、パパは


「複雑な気持ちだな」、と言いました。




「でもさ。。。


もう、こうなったら、がんをゼロにするっていうのが目標じゃなくて


がんがあっても、パパが笑って過ごせればそれでいいやって


最近思うようになったんだ。


一緒にがんと生活する気持ちでいたら、少し気持ちは軽くならない?」




「うん、、、ありがと。しゃきーん




がんを体内に持っている不安なパパには申し訳ないけど


少しでも前向きな気持ちでいてもらいたくて、


思ってることを言うと、そうだね。って答えてくれて






また一緒に前に進めるかな。






そう思えました。






また気持ちの波はやってくるだろうけど、


私がついてる。


いつも隣にいるから。








これからも、応援お願いします好