冷たい雨の降る日曜日になりました。
クリスマスを控え、街はイルミネーションで見慣れた景色から一転、目に映る光景 総てが美しく見えますね

私事、今年は、この時期とても忙しく、昨年私から受験生の娘にしていたことを、大学生になった娘から私に。素敵な都心のCharismaツリーや幼い頃観に行っていた 素敵なChristmas の演出をされる都心のある場所に赴いたようで、写真を贈られました。華やかなアレンジ、演出、写真サイズからも圧巻で、愉しませていただいているところです。
私事の事情から、blog更新が滞ることが多い年末。ですのに、お読みくださる方に大きな力をいただいておりますこと、心より感謝しております。ありがとうございます。
昨年のこの時期は、受験生の娘の体調、書類管理などに、併走していた記憶を鮮明に覚えており、今年は、ゆっくり迎えられるものと思っておりましたが、昨年とは異なる忙しさ。
隙間時間に、大掃除ではなく、小掃除や年度末のことなどに時間を組み立てています。
皆様のご家庭も同様でいらっしゃると思います。
Christmasを今日なさっていらっしゃるご家庭もあるかと思います。小さなお子様の笑顔に、たくさんの企画に励んでいらっしゃる方も、愉しいお時間を過ごされていらっしゃるのではないでしょうか。
本日は、冬至。
『冬至に南瓜を食べると、中風(ちゅうぶう)にならない』
冬の寒さに、栄養をとるための知恵として、
『柚子湯に入ると風邪を引かない』
いずれも、中国から伝わった行事だということを知ったのは、家庭を持って調べてみてからのことでした。
冬を感じて、身体を労わることに意識も持てることから、どちらも大袈裟なことではなく、節目のように続けています。
娘に受け継ぐほどのことでもないのですが、娘も幼い頃からの暦の行事として捉えているかと思います

今日は煮物をしながら、和食器の一部を小片付けをしていました。
『欠け茶碗』を発見。
欠け茶碗は、



色々な意味から、使うことを控える
傾向にあります。けれども、本日見つかった欠け茶碗、娘が鎌倉の窯元で、手を携えていただきながら自分で作って、うわ薬まで塗って作った愛用の飯茶碗。
容易に手放すという気持ちになれないもの。
手放せば、物の整理にはなりますが、2度作られる物ではない。
このような時、皆様如何なさいますか?
今すぐ手を施すことはできそうにないのですが、実は、私の大切な友人から、ご主人様が、金継ぎでお茶碗を修復されたお話を聞いておりました。
手先の器用な方であることはもちろんと思いますが、それ以前に、ご夫妻共々、ものを大切にする、ということ
そのことに、私は、学ぶことが多くある常です。この想いと方法、とても嬉しいことに、
ESSE 1月号に掲載された
、という、

とても嬉しいお知らせを教えていただきました。
金継ぎは、
割れたり、欠けたりした器を、漆で接着、接着部を金属粉で装飾
こちらは、まさに、『日本の伝統的修復方法』になるようです。このようなこと受け継ぎたいですよね。
この内容は、こちらをタップして
欠けたところを補うためには、少し技術も要することが予想されます。それでも、物を大切にする、という心は、受け継ぎたいことですね。
価値がある物は、価格ではなく
その方その方の心の中の価値
どのようなものも、ご自身のお気持ちで選択することになりますね。
ひと手間が、さらに価値を高めることもあります。容易ではないですが、私も時間をつくって挑む心づもりでいます。
技術を受け継ぐ職人さんとは異なり、私が娘に受け継げることは、物を大切にする心の部分かと思いますが、
物の整理をする時、使わない理由が明確で手放す選択も、大切ですし、
時としては、物を大切に、手放さない方法で愛でること
これもまた
少数精鋭の整えの一つの手段でもあると思います
年の瀬の忙しいお時間に、気づきがあった時、
迷いが出るものは、保留に、自分の心と相談する時間は、イベントが一段落してからでも大丈夫、そのようなお気持ちで、ゆったり選択をなさることも 、賢明なことではないかと思っております。
ここ数回、店舗の内装のことを綴っておりましたが、オーナー様のお子様の体調が崩れてしまい、内装の細やかなあれこれには、選択の期日があるものの
ワーママとして、
潔く、1日を、お子様のためにストップされる決断をされ、寄り添われた姿は、素敵でした。
スタッフ様が力添えもなさりました。
誰にも代われない役割は、母の役割と承知され、こんなに忙しい時に…と焦るのではなく、
忙しくしていたから、このようなことになったのよね、
という発想で、即断されたお気持ち
これからの女性、多岐にわたる役割を兼ねていく上では、とてもお手本になる決断力と感じました。小さなものの納品が、1日遅れることと
お子様が寄り添って欲しい1日を蔑ろにすることは、比較になりません。
そのお子様の心のどこかに、見えない寂しさや不安を長く残すことになるかもしれない…
1日の価値を、どこに定めよう
これも、自分自身と向かい合って決めていくことになりますが、自分らしく、物事への姿勢が整えられると、少しずつ、周辺のことへの意識も明確化、整ってくると思います

雨音を聞きながら、ご家族皆様であたたかな夜を
お過ごし下さいね。そして、素敵な週のはじまりを迎えられますように
お読みくださり、心より感謝いたしております。ありがとうございます🎄