連日、家具の綴りになります
が

本日は、収納から考える家具選び
素敵な収納家具を見つけ、買うことがスタート、何を入れようか考える
その逆の思考で家具を選んでいく大切さを、綴らせていただきたいと思います。
『カリモク家具新横浜ショールーム』様では
家具の引き出し一段一段 どのように活用すると
美しさを隈なく引き立て、愛着ある家具となるか
ショールームに、収納に着眼されたコーナーがありました

インテリアコーディネーターのお勉強会の場でしたが、
ライフオーガナイザー®︎のお仕事の範囲に、説明、整え方、総て研ぎ澄まされた感覚をもって
隅から隅まで見入ってしまいました

収納家具の使い方は、限りなく可能性があることを改めて感じ
自身の生活と、皆様にお伝えする時の想いも重ね学びを深めてきました。
ライフオーガナイザー®︎、インテリアコーディネーターの八木真里子と申します。
どれだけ素敵な空間でも
【生活をする】ことは、
【多くのモノとどのように共存していくか】
ここに、課題と素敵さの維持方法があります。
ダイニングスペースを想定した空間の収納家具。
外側から拝見した時、中のものは全く想像ができませんでしたが、細かい仕切りではないものの、
物の定位置を決めて使うこと
整然と8割収納
スッキリと整えられていました。
上下の写真からもおわかりと思います
家具をお造りになられる職人様が、いかに使い手の方に使いやすい工夫をされているか、愛情を感じました。
横に稼働できるような仕切り、同じ素材の木で添えらた工夫など、優しさいだぱいですね。
一面空洞のお引き出しには、使い方が見えてこない時や、中に入れる物のサイズに見合う仕切りが欲しくなること、よくあります
また、家具を購入した後、収納を考え
用途に合った仕切りが欲しくなることも。
一方、入れるモノを想定、モノのサイズに合う家具を求める方もいらっしゃいます。専門性の高い方、こだわりのある方、一部の方になるかと思います。
さて、お写真からすでにお気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、
木で作られた仕切り、品の良さ、風格を感じます
収納だけを考えた場合には
物が少ない場合は良いのですが、細やかなものを入れる場合、簡易でもよいので、厚みの薄い、丈夫な収納品、収めるものによっては、しなやかな質感の収納ケースで整えると、収納力をアップさせることにはなります。
付属品として取り付けられていた仕切りを使わない収納を考えてみる

その潔さには、時間を要しますよね

システムキッチンの仕切り、箱、付属品も、その道を研究されているプロの方々の視点から作られ、大変便利な品です。
ですのに
『使いこなせない』
そのようなことありませんか?
使えるグッズではあっても
自分の使い方に合わせて作られたモノではない=自分の使い方とは異なる
使い方を指南されている時、自分の使い方に合わせて使うと、手間のかかっていることに気づきはあってと、なんとなく使い続けてしまうこと
よくあります。
厚紙一枚の仕切りにする、収納ケースにしてしまうと、仕切りそのものが薄くなり、収納力は上がります。必要性があるかどうかによりますね
無印良品さんの不燃布の仕切り袋もフレキシブルで使い手の自由。
素敵な付属品を取り除くことに抵抗感を感じられた時、必ず外されても元に戻せますので、
実験されてから、使いやすさから選択されていくことが賢明と思います
外側の素敵と、内側の使いやすさ
を、分けて考えることも、限られた空間の有効利用に心得ておくと、気持ちをラクに変化させてみることに臨めるかと思います。
ご説明くださいました、カリモク家具新横浜ショールーム 鳥飼様
家具をいかに日常に活かせるか、ご専門ではないとおっしゃられながら、大変お詳しく説明をしてくださいました。
ライフオーガナイザー®︎のお仕事の中では、お話された全ての言葉に
『まさにその通りです』
の連呼でした。
家具を
飾るインテリア、使えるインテリアに
と、少し欲張って考えてみると、使い方の幅を広げ、置く場所も、想定していた場所から変化することもあるかと思います。それは、きっと
愛着を持ち、大切にし続けられる発想の入り口ではないかな、と思います。
ダイニングテーブルは、(食器、書籍、お花、作業するモノを)置く場所
椅子は、座裏たくなる座りやすさがあること
収納家具は、取り出しやすく、しまいやすい工夫ができるか…眺めて素敵に、もう一つの役割を持って求めている点に、より具体的な使い方を描かれると、自分にとって必要なお品が見えてこられるかと思います
最新鋭の家電も、素敵な家具の上では
実用性、インテリア性互いを引き立て合います。
もし、プラスチック素材の収納家具の上にPC関係のものがあったなら、と想像してみてください
事務室のような空間になってしまいます
こんなにも素敵な家具の上に、家電など置いていいのかしら、と思われても
今必要なものです、そして、家具も家電もデザイン豊かな品々です。
お洋服のコーディネートのように、互いを高める飾り方と使い方を考え想像しながら選ぶことは、楽しいことにつながります

便利
、A4サイズがぴたり収まります。

仕切りが薄いと、収納力は高まる、とついつい実利を考えながら、人それぞれの使い方は、求めているニーズにあること、と思いながら、
家具の素敵さから、置かれる空間を想定しながら収納についても考えていました
ブックエンドや、ファイルケースなど使うと、(下の写真右 その一例ですね)
お使いになる目的のものを、とりあえず箱ごと出して、箱ごと片付ける
帰り先のあるモノは、必ず定位置に帰り、空間は常にサッと片付きます。
リビングダイニングには、
『リラックス』『食事をする』『家族団欒』
モノをイメージする言葉より、空間に求めるニーズは、このような言葉で表現されることが多いのではないでしょうか
自宅のテーブルの上をスマートフォンで写真に切り取ってご覧になってみてください。思った以上に、日常生活に必要な、細やかなもの、
そこかしこに置かれていらっしゃいませんか?
誰のものだろう、共有のものかな
使う人が誰かも考えると、片付け方も見えます

殊家族共有の品は、皆んなで戻す場所がどこかを共有して戻せてるかな、などもお片づけの場所を考えていくヒントになります

整っていないことは、恥ずかしいことではなく、大半の方がそこに疑問を持ちつつ、改善の手をつけない、それが一般的です

けれども、
小さな爪切り、ペン一本も、帰る場所を持っていると、使ったそのあとスッキリ整えること
どなたにも、簡単にできることなのです
お手紙セットのクリアファイルボックスを一例に拝見しましたが、
作業の一連に関係するものを束ねた収納にする事
一つにまとめておく事で
重い腰もさっと上がりますし、思ったらその瞬時に時短を叶えながら、目的も果たせます
お手紙セットの考え方は、私はお便りが好きで書くこともあり、あらためて自分流のまとめ方をご紹介いたしますね
見せる収納も
小さな一つずつを並べることを少なく
ハードでもソフトでも入れ物を支度され『入れる収納』にしてみることだけでも、見た目が揃います。中身は、家族がわかる印をつける工夫から、探し物少なく、時短行動につながります
思っている以上に、探し物は、無意識なストレスに繋がることがありますが、探し物がなかったという日もまた少ないです。少しでも仕組み作りをして、自分の描いた暮らし方に近づけたいですよね
素敵な『カリモク家具新横浜ショールーム様』の一例の後に、かなり生活感のあるものを加えること、迷いもありますが、
以前、システムキッチンの二段目をどのようにしたか、
こちらで綴っていますこれは、私と家族にとっての、使いやすさ。
正解かどうかではなく
キッチンになこれを置く、そのような潜在意識を1度切り離してみると使いやすい発想が出る
そのような一例としてご覧頂けましたら、嬉しく思います
この、発想から、変化させてみた場所も
収めたモノの増減はありますが
お薬ですので、
使い減らしながら、処方されて増えていく
そのバランスで、保っているスペースです。
このスペースには、全てのお薬は入りませんので頻度が高いものを優先に仕分けした時の基準で
必要時に使う外用薬は、別な場所に入れています
単純な仕分けですが、家族が覚えてくれると、
そこにいけば必ずある
ただそれだけのことでも、安心感につながる片付けにはなるようです
8割収納になってない(苦笑)
お手本として、説得力を欠きますよね💦
不自由なく出し入れができることから、良しとして、毎日開け閉めして、使う収納にしています。
少し減らせたら良いのですが、家族皆が使っては戻すので、美しくはなくとも散らかることがない
そこに、納得して使っています。
紀伊國屋さんのジッパー付きの袋
無印良品さんの自立性あるハードなビニル袋
どちらも愛用し、
処方されたお薬は、その日付と中身、誰宛の処方か、紙の小袋の一部をカットして、袋に入れ
減り方、日付管理を、外から眺められるようにしています。
数ヶ月経ち、季節の変化に伴い、内容が僅かに変化しましたが、この枠内で保てています。
その適量を入れる工夫
その工夫の中にもう一つ
ここで使う、適切な場所に適切なモノを置く
そのようなことを
そのようなことを
日々の行動動線のながれから、歩きながら取って使いしまえる、座りながら取れ、片付けられる
行動に合わせたモノの配置に意識をもって置く
素敵な家具を置こう、
その気持ちが、多くの家具の中で選ぶものを、自然に定められるポイントになるのではないかと思っています。
本日からは天候が下り坂になりそうですね

クリスマス🎄のアドベントカレンダーの登場までの日めくりも、カウントダウンという時期です
お風邪をひかれませんように、お片付けも無理のないスケジュールで、工夫することを日々の愉しみながら、年の瀬に小片付けを重ねてみたいな、と私も思います

お読みくださり、心より感謝いたしております。
ありがとうございます
