隠れ家、と聞くだけで、
落ち着くイメージ、ワクワクする気持ちになりますよね。
インテリアコーディネーター、ライフオーガナイザー®︎の八木真里子と申します。
都心からは、車でほどない距離、湯河原にある、
本当に隠れ家のような、
女将さん、支配人さんすらも、入り口のお出迎えと、必要な時だけお顔を合わせ、空間を堪能してリラックスしてくださいとばかりに、過ごさせていただけたお宿の1つです。
上のお写真も、下のお写真も、メインの和室の窓からの借景なのですが、
夜、ライトアップされた木々と、段差のある流れの水を借景に、ただただ、ぼーっと体を休める至福の空間でした。
なんといっても驚いたのは
床の僅かな框から天井まで、全面がつなぎのない一枚の窓ガラス。これが、まさにキャンバスのような演出になっているのですが、
豪快、爽快、圧巻、
どのように表現したら良いか
インテリアコーディネーターの視線からは、
シンメトリーに置かれたインテリアのライトアップが、素敵な演出でそこかしこに見受けられ、落ち着く空間で、
和室から出ても、こちらのラウンジも心地よく、右の僅か映ったテーブルは窓に向かって座れるのですが、先ほどの和室とフロアーが異なることから、水の流れも、緑も表情がことなるのです。
素敵で、とてもシンプルにデザイされた空間を引き立てているのは
【灯り】
【自然の木々】
【グリーン】
テーブルの面からおそらく1メートル以内まで下げられたペンダントライトがのデザインにも、目が惹かれました
グリーンの後ろからの灯りは、
とりわけ素敵な演出の方法ですが
こちらの手法は、どのような明かりでも可能ですので、ソケットが確保できれば、ご自宅ですぐに実験できるやり方になります。
いいですね。自宅であれば、
手すきの和紙で作られた可愛らしい作品を新潟の工房で作られているものを以前資料として寄せたことがあります、まぁるいお蚕さんのような形のものでしたが、
長年愛されてやまない、イサム・ノグチさんの作品も、サイズが選べますので、素敵ですね。
インテリアは、多くの情報がありますから、探す楽しみ、探せるようにプロに希望を伝え、探してもらうことがベストです

お手伝いいたしますので、いつでもごそうだんくださいね

こちらのお宿は、加算したインテリアというより
自然と存在する具体の一部の発想に、
あっという驚きの工夫、そして、しっくり空間になじむ工夫、
そして、先程からのお話のように
そこにあった環境を存分に堪能できるような工夫で、計算し尽くされた設計ですが、装飾性の強い何かを足し多演出をされない、空間になっています。
灯りの使い方
グリーンの高さ
置き方
力が入った設計なのに、そのような印象を与えない柔らかさ、シンプルに見せるさりげない工夫、
日常にできそうでできないこと
沢山のヒントがありました。
アウトドアの方は、窓越しでなく水音や、葉のすり音、虫の声を聞きながら、空の灯りを楽しまれると思いますが、
室内での楽しみ方、もののない空間
そこに何が必要か、
室内から日用品は消せませんが、必要なもの以外
持ち過ぎない、飾り過ぎない、置き過ぎない
その心地よさが何かを体感でした。
お料理は、この逆で、とってもこだわりぬいた素敵なテーブルコーディネートと、彩り豊かな食材で、華やかなテーブルでした。