『殿、利子でござる!』をレンタルDVDで観た。
観ようと思っていたものではなく、レンタルショップの中でウロウロしている時に手が伸びた、笑。
時は江戸時代(1766年)、場所は仙台藩(伊達藩)領内の吉岡宿。
数回程だが、仙台には出張で出かけたことがある。
時間があれば牛タンをつっつきながらビールを呑む。
格別に美味しいのだ!
帰りに、牛タン弁当を買って電車の中で食べる。
メッチャ美味しいのだ!!
それはともかく、笑。
吉岡宿は、お上からなんやかんやと課せられている仕事やらで経済がドン底状態。
仙台藩も、なんやかんやと貧困状態。
そこで宿場町の有志が、お金を出し合って仙台藩に貸し付け、その利息を得て村の糧にしようと企む。
実話がもとになっている。
そんな人が居たんだ、と、とても志の高い人達がいたことに感動する。
コミカルなタッチで描かれているので楽しく観られた。
最後、伊達重村(仙台藩7代目藩主)が現れて粋なはからいが演じられるが、チョッと感動さえするほどだ。
馬や牛に乗るなど、動物をいじめてはならぬ。
まして、籠にのって籠を担いでいる人に苦痛を与えてはならぬ。
志のある行いを自慢してはならぬ。
などなど、上に立つ者のわきまえるべき教えも少し混ざっている。
政治家の必須取得単位の映画である。
この映画を観て、教えを心に刻まざる者、政治家になるべからず!! なのである、笑。